現代語訳『梁塵秘抄』(249)

【 原文 】
関より西なる軍神《いくさがみ》 一品《いつぼん》中山《ちゆうさん》 安芸《あき》なる厳島《いつくしま》 備中《びちゆう》なる吉備津《きびつ》宮 播磨《はりま》の広峰《ひろみね》惣三所《そうさんじょ》 淡路《あはぢ》の岩屋《いはや》には住吉《すみよし》西宮《にしのみや》 (249)

【 現代語訳 】
逢坂《おうさか》の関より西で軍神《ぐんしん》を祭っている神社は、安芸《あき》の厳島《いつくしま》神社。備中《備中》の吉備津《きびつ》神社。播磨《はりま》の広峯《ひろみね》神社、射楯兵主《いたてひょうず》神社。淡路《あわじ》の石屋《いわや》神社、住吉《すみよし》大社、西宮《にしのみや》神社。


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