現代語訳『古今和歌集』(514)

【 原文 】
忘らるる時しなければ葦鶴《あしたづ》の思ひ乱れて音《ね》をのみぞなく (514)

【 現代語訳 】
あの人のことをいっときも忘れられることができず、葦《あし》原の鶴のように思い乱れて声を上げて泣くばかりだ。


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