現代語訳『山家集』(344)

【 原文 】
人も見ぬよしなき山の末までにすむらん月の影をこそ思へ (344)

【 現代語訳 】
誰も気にも留めない、何でもない山の末まで清らかな光を注ぐ月光を思うばかりだ。


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