現代語訳『山家集』(940)

【 原文 】
松風の音あはれなる山里にさびしさ添ふるひぐらしの声 (940)

【 現代語訳 】
松の木を吹き抜ける風の音が哀愁を感じる山里に、ひぐらしの声が寂しさを添えている。


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