古語訳『宵待草』

思ひ暮らせど来ぬ人を
宵待草のわびしさよ
夜さりは月も出《い》でずらむ

【 原文(作詩:竹久夢二) 】
 待てど暮らせど 来ぬ人を
 宵待草の やるせなさ
 今宵は月も 出ぬそうな

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