現代語訳『山家集』(470)

【 原文 】
心なき身にもあはれは知られけり鴫《しぎ》立つ沢の秋の夕暮れ (470)

【 現代語訳 】
世を捨てて情趣を解さない身になっても、秋の夕暮れに鴫《しぎ》が沢を飛び立つ様を見ると心が動かされる。


※Amazonでオリジナル小説『フルカミの里』を発売中です。
 (Kindle Unlimited利用可)