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【小名木川・江東】東西で二つの顔を持つ塩の道「小名木川」と要の扇橋閘門(水辺ウォーク)

 今回「BOOKMARK」するのは、東京都江東区を流れている「小名木川」です。

 小名木川は江戸時代に作られた運河であり、行徳からの塩を江戸に運ぶことから「塩の道」とも呼ばれていた、全長約4.9kmの河川です。
 西端の隅田川との合流地点から、東端の旧中川との合流地点までを歩いてきました。

水辺の概要

 今回の水辺ウォークは、小名木川が隅田川に合流する地点から東に進み、旧中川に合流する地点までを歩いてきました。

 江東区・墨田区などを流れている「江東内部河川」は、高度経済成長期の地盤沈下により、かさ上げ堤防で囲われた、汚れた河川になっていました。その後、水害に対応するために、江東内部河川の東部分は、すべて水門で閉じ、水位を低くすることで地域の安全を確保していきました。
 水位が安定したことで、遊歩道を水面に近い高さにすることができるようになり、隅田川の水位と同じレベルの西側と水位の低い東側では、川沿いの遊歩道のデザインに違いがあります。
 東西の境目には、船を通すための要となる扇橋閘門があります。

■撮影日
2022.04.19
2017.09.23

■参考資料
東京国立博物館
https://webarchives.tnm.jp/

大島稲荷神社
http://www.c2-factory.com/ojimainari/02.html

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