日記 2024年第12回

■SimCity 2000のBGMを作業用に流している
なぜか急にこのゲームのことを思い出した。私がプレイしていたのはPS版で、メモリーカードの容量をいくつも食うゲームだったと思う。近未来感のあるアームの生えたUFOが飛来したり、アルコロジー(?)という大人数が収容できるコロニー的な建物を作れたり。そんなゲームだった筈。

BGMがなんだか独特で、いわゆる「良い曲」という感じではない。心に訴えかけるようなものがない、淡々とした耳触り(この単語が適当か不明)をしている。一曲だけ唐突に明るくなる曲があったと記憶している。
どうして思い出したのかを思い出した。beatmaniaの『Logic Board』がSimCityっぽいと思ったからだ。

■朝の散歩も、一日あたり8,000歩のウォーキングも、継続している
毎朝律儀に散歩している。大体早朝のうちに3,000歩ほど稼いで、会社の行き帰りで3,000歩。残り2,000歩は最寄りの手前で下車してぶらぶらとうろつくぐらい。最近は隣町のスーパーマーケットがお気に入り。売り場が広く、品揃えが豊富で、見ていて楽しい。

■夜に過食しないことが眠るコツだと、今更に気づいた
朝はバナナとパンとコーヒーとヨーグルト。昼はお味噌汁と豆腐とおにぎり。仕事の合間にチョコレートやお煎餅をいただく。夜が肝心で、ここでラーメンだの唐揚げだのを食べてしまうと、大抵睡眠が浅くなる。サンドイッチだけにしたり、カレーを食べても量を減らしたり、といったふうに調整して、最近は朝までぐっすりと眠れるようになった。ここ4日ぐらいのこと。

■創作における「目標」がない
小説を書く趣味を始めて、およそ3年と半分ぐらい経過した。精神的なスランプ(肉体的なスランプがあるのか?)に陥り書けない時期もあったが、へこたれずに続けてこれたのはやはり「楽しい」からだろうと想像する。しかし、少しだけ深く考えてみると、この趣味が楽しいのか分からなくなってしまう。楽しいから執筆する、というより、執筆しているから楽しい、の方が物言いとして精確に思えるからだ。楽しいから毎朝早起きして執筆しているのではなく、毎朝早起きして執筆しているから楽しい、と言えば伝わりやすいだろうか。

何のために執筆しているのか、という問題(議題?)はもっと分からない。書き始めのキッカケは、普段読む習慣のない小説をなんの気なしに読んで、「これなら俺でも書ける」という傲慢が始まりだったのは覚えている。すでに「俺でも書ける」は確かめられたのだから、これ以上書いても確度は変わらない。

だから、ここで今一度「目的」を見定めるべきではないか、と考えた。同人誌をたくさん売るとか、有料プランでファンを募るとか、商業デビューするとか。どれもまるで魅力的に思えなくて、即座に却下された。お金が絡む目標を見据えられないのは、金を持ってもやりたいことがなく、注目されるだけ損だという天秤が働いているからだと思う。先立つものは当然に必要だけれど、それはサラリーマンとしての収入で充分だ。多少稼いだとて、普段飲む牛乳やコーヒーを良いものにする、ぐらいしか思い浮かばない。もしかしてこれが「貧しい」状態なのだろうか。

「貧しい」ことも、「目的がない」ことも、そんなに悪いことだとは考えていない。金銭的に貧しくても死ななければ構わないと思っているし、目的がなくてもやっぱり死なない。他人に対してこの言葉を振りかざすのは暴言になってしまうが、自分に対してはいくらでも「死ぬこと以外かすり傷」だと言ってしまう。

何より恐れているのは「心が貧しい」状態だ。生活のどこにも楽しみがなく、他人に怒ってばかり。嫉妬や羨望で心が埋め尽くされて、自分の内にあるものを大切にできない。そういう状態のことだと認識している。自分もいっときはこういった状態に陥っていたように思うし、もしかしたら今もそうかもしれない。少なくとも、表面には現れないように注意している。

翻って考えれば、小説を書くこと(に限らずとも良いのだが)を通じて「心が豊か」な状態になることが目的と言えるかもしれない。野望というには幾らか弱いし抽象的だが、まぁ、当座の目的としては悪くないように思う。今すぐに決められなくても、やはり死にはしない。もしかしたら、目的をあれこれ考えている時間に、価値があるのかもしれない。宝くじの使い途を夢想しているときと同様に。

■いわゆる「ぬい」を作りたい
推し活の一つとして「ぬい」作りがあると知る。裁縫なんて家庭科の授業以来触ったこともないのに、SNSで流れてくる「ぬい」の可愛さに魅了されたのか、暇な時は「ぬい 作り方」で検索している。年度が切り替わることに大した感慨もないが、4月からの新たな挑戦として取り組んでみようか、と考えている。

■エクセルシオールカフェのサンドイッチが美味しい
休日の昼間、都心ながら席に余裕のあるエクセルシオールカフェがあったので入ってみた。ちょうど昼時で、ランチの予定もなかったため、サンドイッチを注文した。

これが素晴らしく美味しい。サンドイッチではなくパニーニ? よく知らないが、パンの密度が高くて美味しかった。クリームチーズの酸味とオニオンの辛味がいい具合にマッチしていた。
こんなことをメモしていたら、スマフォがドトールコーヒーのWiFiをキャッチした。エクセルシオールカフェってドトールコーヒーが運営してるんですね。知らなんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?