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ため息俳句 河津さくら

 河津桜である。
 河津町観光協会のHPには、『河津桜は2月上旬から開花しはじめる早咲きの桜で、1955年に河津町で発見されました。伊豆の温暖な気候と早咲きの特色を生かし、約1ヶ月を経て満開になります。』と紹介されている。
何より花のない時期に咲くので注目されやすいし、おなじみのソメイヨシノより色が深い色味はあでやかさでも上を行く。花期も比較的長いのもいろいろな意味で得がたいのだろう。そんなことで、あちらこちらに植えられて人目に触れるようになった。
 もとは、オオシマサクラとカンヒザクラの自然交配によるものだそうな。神の手による配合であったといえないこともないような。

 ここ画像の桜は、一昨日のものだ。比較的寒さに弱いとされているらしいが、寒暖差の激しい熊谷市の西部、交通量の多い国道17号に沿ってこの並木がある。どなたが植えて管理されているのかは分からないのだが、行き来する人々の目を楽しませてくれている。散歩をする人達も多い。

 さてさて、三月である。
 いかようにも老い先短しケセラセラと。

この道に河津桜の並木あり  空茶

薄紅の春風香るうれしさよ

老いが恋愁いは知らず桜狩り