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ため息俳句 雪解け

 昨日、昼前に降り出した雪は、午後から大粒の春の雪に変わり、本格的に宵のうちまで降っていたようだが、昨夜の本愚録を書き終えた午後12時前には窓の外から雨だれのような音が聞こえていた。雪から雨になって、積もった雪が溶けだしようだと思った。
 起床すると、小雨。10㎝ほどの積雪が残っていて、空気も冷え冷えとしていた。

 過日、妻が植えたパンジーのあたりも、薄日が差して雪解けである。

雪解くるパンジー「パンセ」にちなむとか


 パンジーは、花が人間の顔に似て、うつむいて咲く。それが、深く思索にふけるかのように見えるところからフランス語の「考えられたこと」、「考え」、「思考」、「思想」を意味する単語パンセ(pensée)にちなんでパンジーと名づけられた、という。
 それに、連想して加藤楸邨の句を思い出した。

労働祭パンジーの目が地より湧き   加藤秋邨

 まあ、今どきの人は自分を「労働者」とは思っていないようだから、ピンとこないかな。それに、「芽」ではなく「目」。