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ダンスカンパニーDAZZLE

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DAZZLEの非公式プロモーション by みずほ
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#コンテンツ会議

ダンスカンパニー「DAZZLE」のご紹介&新作公演「NORA」のご案内

DAZZLEの非公式プロモーションシリーズも12回目である。今回は再び今春公開される新作舞台のご案内である。本noteではDAZZLEをご存知無い方でもなんとな~くご理解いただけるよう、過去にどんなことをしてきた人達なのかも交えてご案内していきたい。文字数が3200字を越えているので予めご了承ください。 DAZZLEとは「すべてのカテゴリーに属し、属さない曖昧な眩さ」をスローガンに掲げ、 独創性に富んだ作品を生み出し続けるダンスカンパニー。 「開かれたダンス」の実現のために

DAZZLE 第5回公演 「Re:d」

勝手にDAZZLEの非公式プロモーション11回目。 今回は再び彼らの舞台作品をご紹介していきたい。 第5回公演作品「Re:d」あらすじ】 気がつくと、見知らぬ場所を歩いていた。 ここがどこなのかも、わからない。 自分が誰なのかも、わからない。 手がかりになるのは、メモに書かれた、 不確かなメッセージだけ。 「真実は赤い」 渇望する記憶は本当に、取り戻すべきものなのか。 「記憶」と「絆」を題材にした物語。兎にも角にも「赤」「赤」「赤」と舞台が赤に染まっている。主人公

DAZZLE 新作公演「NORA」

「すべてのカテゴリーに属し、属さない曖昧さ」。 彼らは自らを「闇寄り」と言う。しかしその名についたのは「眩い」「幻惑」など目が眩む様な言葉、「DAZZLE」だ。 世間一般で言う「DAZZLEスタイル」と言うと、キラキラとしたラメが沢山入ったコスメだとか、スパンコールがあしらわれた華やかなバッグなど、とにかくキラキラまばゆい印象がある。そう、この世において「DAZZLEスタイル」というのは「キラキラしているもの」なのだ。 しかし私の場合は違っていた。そもそも、この「DAZZ

【DAZZLE】観劇レビュー「SHELTER」2(ネタバレ無し)

私の夏は、少し不思議な『避難生活』だった。 勝手にDAZZLEプロモーション、今回は8/24に終了となったイマーシブシアター「SHELTER」の総合感想だ。本作品は終演後も「ネタバレ禁止」となっている為、作中の謎に触れるという事はしない。各プロモーション動画やツイートで解放されている内容にのみ触れていこうと思う。 本作は9人の主人公によるマルチストーリー、マルチエンディングとなっている。多岐にわたる分岐。全てが一発勝負の世界だ。「イマーシブシアター」および「SHELTER

【DAZZLE】観劇レビュー「SHELTER」(ネタバレ無し)

DAZZLEのイマーシブシアター『SHELTER』初回に参加してきた。気をつけろ。物語はひとつじゃない。と言う事で初回参加してきた感想を。まさか1週間に二度このタイトルを上げる事になるとは。 ネタバレ厳禁なのでネタバレしない範囲で感想を。まず事前情報に上がっていた「地上4F・地下1F」と言う高さ。 階段上り下りは案外余裕だった。ジムに行けない日もスクワットだけは頑張ってたお陰かしら…とは言えよくよく考えたら何も地下から4Fまでの一気往復を余儀なくされている訳ではないので全然

DAZZLE 新作イマーシブシアター「SHELTER」

さぁとうとう1週間を切った。何って?DAZZLEの新作イマーシブシアター「SHELTER」までさ!勝手にDAZZLEプロモーション、今回はイマーシブシアターに関するおさらいと「SHELTER」について再紹介だ。今まで以上に熱を込めて語っている。最初に言っておこう、本記事は2800文字を超えた。 「イマーシブシアター」とは日本語訳は「体験型劇場」と言う。通常、舞台やお芝居は、ステージがあって客席があって、ステージの上で行われている演目を客席から観るのがスタイルであると思う。し

DAZZLE 第4回公演「0NE」

物凄く久々に書く気がしてたけどそんなことなかったDAZZLEの勝手に非公式プロモーション。月初に観劇レビュー書いてた。今回は再び彼らの舞台作品をご紹介したい。 第4回公演作品「0NE」【あらすじ】 疫病が発生し、ひとつの街が封鎖された。 だが、調査に向かった医師が見たのは、変わらない日常。 いや、ひとつ奇怪な事と言えば、みな「同じ」だということ。 人々は口を揃えて言った。「ようこそ、完璧な世界へ」 「感染」をテーマにしたお話。過去2作とは少し雰囲気が異なり、明るさと暗さの

DAZZLE 第3回公演「花ト囮」

非公式DAZZLEのプロモーション活動。今回は再び彼らの作品紹介をしてみようと思う。今回はこちら。 第3回公演「花ト囮」時代背景は不明だが、大正時代くらいをイメージさせるファッションが特徴的。「狐の嫁入り」を題材としており、狐の嫁入りに遭遇した兄弟の命運を描いた物語である。ただでさえホラーなお話として扱われる狐の嫁入りが、彼らの手により「ミステリーホラー」へと変貌を遂げた。 時々びくりとする様なシーンがあり、観ていて妙な焦りと緊張と「早く先が見たい」と思うわくわく感がある