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ダンスカンパニー「DAZZLE」

ファン歴の浅い私が語って良いものか…と頭を悩ませたこともしばしば。それでも「誰か」が広める事に意義があるんじゃないか…と思いキーを叩き始める。しばしお付き合い頂きたい。

ダンスカンパニー「DAZZLE」をご存じだろうか。ご存じない方はまずこちらをどうぞ。

このダンス集団こそ「DAZZLE」というダンスカンパニーである。以下DAZZLE公式サイトより抜粋。

「すべてのカテゴリーに属し、属さない曖昧な眩さ」をスローガンに掲げ、独創性に富んだ作品を生み出し続けるダンスカンパニー。
「開かれたダンス」の実現のために、あらゆる手法を再構築する。ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させた、世界で唯一つのオリジナルダンススタイルを生み出す。
( http://www.dazzle-net.jp/ )

出会ったキッカケは「ONEPIECE」

東京タワー内にあるONEPIECEのテーマパーク「東京ワンピースタワー」が彼らとコラボレーションしイマーシブシアター(体験型劇場)を開催した。施設一体を舞台にし、同時多発するショー。施設内を動き回るキャラクター達。体がひとつじゃ足りない!目も足りない!と思わせる没入感。お試しのつもりで1度だけ…と思ったはずが、気付けばその後2回”おかわり”した。

彼らは日本で初めてイマーシブシアターを開催した言わば「イマーシブシアターの先駆者」。元々アメリカ・イギリスなどで人気だったイマーシブシアター。今ではUSJの「ホテル アルバート」とか有名だけど、実は彼らの方が先である。日本に今まで馴染みのなかったジャンルを導入した”最先端”の人達なのだ。

そもそも彼らはダンサーだ。ダンサーと言うと曲に合わせて踊り、曲を表現するというのが大凡である。私もそう思っていた。彼らはダンサーであり、舞台役者と言う世界を選んだ。物語を作るのはDAZZLE、演じるのもDAZZLE。彼らは舞台の上でダンスと物語を融合させた。先の動画を見て頂いてわかる通り、彼らの舞台には仕掛けや小道具が多い。

DAZZLEはChoreographer(振付家)日本一を決めるダンスの殿堂「Legend Tokyo」で優勝するなど、実績は日本の中でトップクラス。他の実績についての詳細は彼らのサイトやWikipediaを参照頂きたい。

最近ではDAZZLE主宰の長谷川達也が宝塚歌劇団 花組公演 祝祭喜歌劇「CASANOVA」の振付を担当したことがDAZZLEファン・宝塚ファンの間で話題になった。しかも宝塚ファンの間で彼の振付がとても好評だったと聞く。私自身もこの公演を拝見したが、DAZZLE(長谷川達也)らしさをだしつつ宝塚の美しさを損なわない見事な融合を見せており、感動で涙を滲ませた。

私を「挑戦する者」にしてくれた人が居る

実は以前、私は彼らのメンバーの一人に影響されたと言うnoteを書いた。
「何かを始める第一歩はいつだって憧れからだ。」
「がーん。」
何を隠そう、この2つのnoteに出てくる「憧れ」の対象者こそDAZZLEのメンバーである。(前述の長谷川氏を指している訳ではないのが少々アレだが)

彼らはこの夏、新作イマーシブシアターを開催予定とのこと。イマーシブシアターから入った私としては嬉しくて堪らない”予告”だ。イマーシブシアターにご興味を持たれた方も、その前に彼らの舞台を観てみたいと考えられる方も居るだろう。ぱんぱかぱーん、6月末に彼らが舞台をやります!

DAZZLEの一部メンバーのみだが、彼らのダンスは確実にご覧頂ける。チケットぴあにてまだチケット発売中なので、もしご都合良ければ是非見て頂きたい。

最後にもう1本ご紹介。DVD化されている作品の中では最新作にあたる「二重ノ裁ク者」と言う舞台作品のオープニングである。この振付・演出を…もとい、この世界を創っているのがDAZZLEと言うダンスカンパニーなのである。

DAZZLE公式YouTubeチャンネルでは、DAZZLEメンバーがDAZZLEについて語るという企画を実施中。今後も続々公開予定とのことなので、こちらも是非。舞台上で踊る姿と喋る姿の差も個人的には見所(笑)

DAZZLEと言う存在は私にとってはまだ「知ったばかり」の存在ではあるけど、その生き様、独創性、キャラクター性全てにおいて惹かれる魅力がある。DAZZLEの作品は観れば観るほど深みにはまり、鑑賞した数の分だけ私に新しい刺激をくれる。

これから彼らは世界一を目指したいと語っていた。「日本にはDAZZLEが居る」と言わせたいのだそう。高みを目指す彼らを追いかけるのは簡単ではないだろうけど、いつまでも応援し続けたいと言うものに出会えた事にまずは感謝せねばなるまい。そしてその気持ちをずっと持ち続けていきたい。

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