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手強し、花粉症

もはや国民病とも言われる花粉症。
以下は、重度のアレルギー体質の私の花粉症対策だ。(あくまで自己流で試行錯誤中)

まずこの時期は外出前に有害物質のつかないスプレーを吹きかける。
これで肌があまり痒くならない(気がする)。
私は、リーズナブルな資生堂の「IHADA」のものを愛用しているが、CHANEL等ハイブランドコスメも同様の効果を謳った美容スプレーが展開されている。

コートはつるっとした素材にし、帰宅とともに玄関前でパパっと、付着しているであろう花粉を手で振り落とし、そのままバスルームへ直行。部屋になるべく花粉を入れないように気を付ける。
シャンプーやメイク落としは、ミセラーというナノテクで大気中の有害物質を吸着し落としてくれるというものを選んでいる。

部屋ではダイキンの大型空気清浄機を花粉モードでフル稼働。
ミキプルーン、朝鮮人参エキスなど、手あたり次第のサプリメントを摂取。
毎晩のストレッチとツボ押し。
たまの鍼灸。

それでも追い付かず、結局「アレロック」という強めの抗アレルギー剤も服用している。
(暴飲暴食や夜更かし等、そもそも止められない悪習も多いのだが)
いつか断薬したい。

戦いは秋から始まっている
さらに秋に2~3日、半断食期間を設けている。
秋から冬にかけて溜め込みがちなからだ(腸)を一度リセットしておこうというわけである。
自力では出来ない自信があるため、リトリート施設を利用している。
長野のマクロビオティックリトリート施設「穂高養生園」の半断食プログラムは、特製の甘酒ハーブティや薬草茶などを戴きながらゆっくりと内臓を休めることが出来、おススメである。
昨年は、自家製のローズやラベンダーをたっぷり使った乙女な足湯もさせてもらい、東京砂漠に帰りたくなくなった。

またマクロビオティックでは、秋にレンコン等の旬の根菜をしっかり食べておく事で翌春の解毒をスムーズにすることができるとも言われている。
実は、花粉症との戦いは、前年秋から始まっているというわけである。

とここまで色々講釈を垂れてみたところで実はくしゃみ、鼻水と格闘しながら今これを書いている私。
こんなに色々手を尽くしているというのに、手強し、花粉症。

花粉症は春のデトックス
古代中国に生まれた陰陽五行思想<木・火・土・金・水(モッカドゴンスイ)>では、春は<木のエネルギー>とされ、上昇のエネルギーに満ちると言われている。
草木が芽吹くように私たちの体からも色んなものが湧き出てくる。
それはポジティブな高揚感や意欲、だけではない。

<木のエネルギー>の臓器は、肝臓。春は肝臓がからだの解毒に精を出す。秋冬の間体にぎゅっとため込んだ老廃物が、春の陽気に顔を出すのだ。
それは、湿疹、炎症、くしゃみ・鼻水、イライラ等の症状となって現れる。
花粉症はスギのせい、ではなく、あくまで自分の体内に毒素が溜まり血液が汚れているため、免疫が過度に花粉に反応して出てくるもの。デトックス、というと幾分前向きに聞こえるだろうか。

花粉症は春のデトックスとも考えられる。無駄な抵抗はやめて、全部出してしまった方が体はクリアになるのかもしれない。

編集:円(えん)



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