【詩】感性の毒

Twitter眺めていたら体が硬直したため、スマホから。

ここで世界が見えても、触れることはできない。私がいるのは独房で、大きなハエが嫌味のごとく飛び回る。日の光は何も語らず、歯並びは愚痴ばかりこぼす。風呂場に浮いた父親の湯垢を捨てては、空虚な人生だと頭を抱える。目が覚めるごとに老いていく。墓は元気に一歩を踏み出す。

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