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#225 こっそり愛用♪ サロペットスカートのアップサイクルで冬の強い味方に!


唐突ですが、
夫が夏の屋外マーケットでこんなアイテムを私に買ってきたことがありました。
(写真を残していなかったので、イメージ写真です)

https://gate.shop/camo-print-dungaree-skirt-6101495-49より引用

自分の妻イコール小さいと思っているのか(タイツを履けば可愛いのでは?という安易な思い込み)、今年還暦だということが記憶から落ちていたのか‥‥
ちなみにイギリスには、" Mutton dressed as lamb " という揶揄があります。
マトン (中年羊) がラム (子羊) であるかのように若づくりすること、つまり無理、やめとけってことです。

実は何年か前に、自ら同じ間違いを犯したのです。

自分でも買ってたじゃん💦


その時はもうしょうがないなあ、と自分に呆れつつも、エプロンとしてならギリいけるか?と後ろにハサミを入れました。
こんな風にストラップ部分を交差させ、敢えて赤のバイヤステープをアクセントにしてみました。
まあ家の中で着るものですし‥‥💦

ひょいとかぶるだけのエプロン 後ろ身


エプロンは『前掛け』と呼ぶくらいだから前が覆えればいいと強がってみる。とはいえ本来このデザイン、後ろが重なりあっておしりがカバーされるんですよね。
使えればいいかとアップサイクルした結果、生活がアップ↑ されることがなかったという、トホホな例でした。


それでは今日の本題、冬の強い味方を作るアップサイクルです。

ほら、私って地球にローインパクトで生きることが信条じゃないですか。(ただのケチと呼ぶ人もいる)

いくら家がセントラルヒーティング完備でボイラーをONにすれば全体が温まるイギリスの家に住んでいても、経済活動が地味(貧乏と呼ぶ人もいる)なため滅多に使わないのです。夜は薪ストーブに頼ってますから。

家の中でもウール帽は欠かせません。ウール帽は10枚くらいありますが、冬季はどこに行くにも帽子なので、なんなら美容院代が浮いていたりします。
ただ、体のなかで温めておきたい部分は人によって違うかと思うのです。
ふくらはぎを温めたい人にはレッグウォーマーが優秀と思ってます。

私が温めたいのは腰回り。
夫が血迷って買ってくれたサロペットスカートを切り貼りしてこんなものにしてみました。

枕カバーのように重なり部分を上に持ってきたので、ボタンなど不要


腰に固定するバッグになります。
カモフラージュ柄だもの、着けてても気づかれないはず…  しらんけど (笑)
ここに入れるのは、私の大好きな冬のおともだち、ホットウォーターボトル!

中にすっぽりと収まります


サロペットの肩ストラップがそのままで腰のストラップにちょうどいいので簡単。残りの生地でもう一枚作れそうです。

こっちの形も悪くない


もちろん腰が温まってきたら、お腹にも回して温められるし、湯たんぽを抱えて家事なんてできないけれど、どこに居ても体に貼り付いていてくれるのがほっこりと嬉しいのです。
ここまではギリ、人に見られてもワハハで済ませられるかな、と。ですが次にお見せするものは、こっそりと使っています。家族だけが知っている‥‥

エプロンとしては不成功だったサロペットを改造したらこうなりました。

背負えるホットウォーターボトル かちかち山的な?



肩ストラップに使ったのは、プロ仕様のもの。体の線に沿った曲線だし、クッション性もあり、断然心地がよい。
なぜこんなものがあったかと言えば、二人の息子たちが使い倒したospreyのリュックサック、何度かの補修の後、ジップが完全に壊れたので処分する前に肩ストラップだけ残してあったのです。
スカート脇のジップをそのまま使ったおかげで、ホットウォーターボトルの出し入れが簡単でちょうど座りもよくなりました。

元がなんだったかわかるくらいのアップサイクルがいいと思う


冬は体裁よりも断固暖かさが大事と信じて譲らぬ私です。
このアップサイクル、素敵といえる類いではないでしょうが、冷え性でお悩みのどなたかの一助になれば幸いです。特に私のように昼間家に居るのが一人という方には
なによりも経済的で、サステイナブルですよ。

それでも部屋全体あるいは家中を温めますか?

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