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思考力は意識的なものと無意識的なもの、両方を同時に鍛えないと高まらない

思考ってそもそも何かと聞かれれば、
大抵の人は意識的なものだと思うでしょう。

自分で能動的におこなうことができるもので、
高めたり改善したいというのも、
意識的なものを指してることが多いです。

ですが、人は意識的なものと無意識的なもの、
2つの思考を同時におこなっています。

それぞれがそれぞれに影響を与えながら1つの意思決定に収束し、
それが行動に反映されるのです。

ですから、思考力を高めて最善の意思決定をしていきたいと思うなら、
意識的なものと無意識的なものを同時に鍛えることが大事。

いくら意識的な思考がうまくできるようになっても、
無意識の思考が足を引っ張る状態を放置していれば、
うまく思考することはできません。

逆に無意識がうまく物事を処理できるようになっても、
意識が変にそれを自制してしまうという状態もあります。

ですが、意識が無意識を、無意識が意識をそれぞれ助け合う、
お互いに必要なものを補い合うことができれば、
意思決定とそれによる行動もどんどん良くなっていく。

思考力が高いっていうのは2つの思考が互いを補い合う、
そんな理想の関係を築いた状態のことを言うのです。

なので、思考力を高めたいなら意識と無意識の両方の思考を、
同時に鍛えていくことは意識してみてください。

意識は持続力はないですが難しいことや、
想像力を必要とする思考には優れています。

逆に無意識は想像したり難しいことは考えられませんが、
パターン化されたものや過去の似たような経験を参考に、
物事を低エネルギーで処理することに優れている。

これらの特徴をより発揮できるように鍛えたり、
互いの欠点を補えるようにしてあげれば、
思考力を大きく高めることができますよ。


では、今回はここまでです。

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