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謙遜は褒めてほしい!の裏返し

こんにちは,HARuです。ご無沙汰しております。

今日は金曜日。明日はお休みのはずが,明日も大会役員として部活動の日々です笑

もう笑うしかありません。

しかし,少しだけ時間が作れたので,久しぶりにきちんとした記事を書かせていただこうと思います。

ということで,今日は「コミュニケーションについて」のお話。


職業柄,子どもたちをはじめ,いろいろな人たちと交流する機会の多い教員。

さらに,私はどちらかといえばコミュニケーションが得意な方。

比較的すぐに誰とでも仲良くなれます。

一方妻はコミュニケーションが苦手。苦手というより,物事をはっきり言ってほしいタイプ。

今回は,そんな妻からの質問を記事にしてみようと思います。


では,いってみましょう!


コミュニケーションの難しさ

日本人は,比較的曖昧にしておくことを好みます。

白か黒かより

グレーの方がいいじゃないというタイプが多い気がします。

そのグレーを保つには,その場の雰囲気や相手の発言の裏を読むことが必要になってきます。

私がなぜ,相手の雰囲気や発言の裏の意味を理解できるかというと

幼い頃からの家庭環境にあります。

我が家は祖母と母の関係が悪く,常に対立状態でした。嫁姑ではなく,実の親子だからこそ

一度悪化してしまうと大変なようで,母は祖母に常に気を遣っている状態でした。

私は祖母に対して気は遣っていませんでしたが,祖母の機嫌を損ねると母の機嫌が悪くなり

母からこっぴどく怒られるため,常に場の空気を読んで生活しなければなりませんでした。

妻からは「信じられない…」と絶句されましたが,

幼い頃から周囲の大人の雰囲気や

言動の裏を考えて行動や発言をしないと,いけない環境にいたおかげで,

今や相手の発言の裏の意図や場の雰囲気を読むことは得意になりました。

このスキル(?)は,学校現場では重宝します。

クラスの雰囲気や子ども同士の様子がおかしいことを敏感に感じ取ることができるからです。

そのおかげで,すぐに子どもたちに話を聞きくことができます。

早めに対処することで,子どもたちの困りごとが大きなトラブルになる前に対処できるのです。


さて,先日,妻から質問を受けました。

会話をしていてなんだかしっくりこなかったのだけれど,なぜだろう?と。

詳しく話を聞くと,どうやら相手の謙遜を素直に受け止めたことが原因のようなのです。

これは日本人同士のコミュニケーションならではかもしれませんが


相手の謙遜は全力で叩き潰せ!


が鉄則です。

ちょっと物騒な話ですよね。詳しくお話していきます。


基本的に,日本人は褒められるのが苦手です。

褒められ慣れていないと言えばいいのでしょうか。

だから,自分のことを褒められても,謙遜してしまう方がほとんどです。

日本では謙遜が美徳とされていることもあり,

それ自体はつつましく,ステキなことだと思います。

しかし,問題は謙遜された側です。

つまり,

相手が謙遜してきた時の対応が問題

なのです。

相手が謙遜してきた時は,全力で相手の謙遜を否定してください!

例えば

相手がクッキーやらお菓子やらを手作りして持ってきてくれた時

「私,どうもうまくお料理が出来なくて…」

とおっしゃる方がいらっしゃることでしょう。

こんな謙遜を聞いたらチャンスです!

全力で叩き潰してください。

具体的な謙遜の叩き潰し方

は以下の通りです。

相手「私,どうもお料理がうまく出来なくて…」

HARu「いやいやいや,本当にこのお菓子全部美味しいですよ!」

相手「でも,焼き加減が難しいのよ」

HARu「焼き加減が難しいって感じていてこのクオリティですか?!お店で売ってるものと遜色ないじゃないですか!」

相手「そんなことないよ」

HARu「そんなことありますよ!本当にお店で2000円で売っていても(これは通常のお店で売っていそうな値段よりも少し高く見積もってください)オレなら買います!」

相手「ありがとう☺️」

という流れです。


相手が謙遜するのは自信がないからではありません。

それが美徳とされる日本だからです。もしくは,

もっと私を褒めて!の合図

です。

それを見逃さず,しっかりと褒めて褒めて褒めまくりましょう!

そうすることで,相手との関係が一気に良くなります。

今回のようなお菓子の件であれば,きっとまた作ってきてくれます!

なんなら個別に作っていただけるかもしれません。


おいおい,教員がこんな姑息な方法で相手の気をひいているのか?!

信じられないな💢

という方もいらっしゃるでしょう。

おっしゃることもごもっともです。

確かに,ただのテクニックで相手の気を引くだけでは

教員として失格でしょう。

正直,私自身はこのような話し方をしようという意識は全くありません。

もうすでに,本能レベルに刷り込まれてしまっているので,

意識してやる必要がないのです。

ですので,この会話術は私が妻に伝えるために

記事にしているに過ぎません。妻に話した内容を文字起こししている感覚です。


ちなみに,学校という現場は,子どもたちに対するストレスよりも,

大人同士のストレスの方が大きい場合があります。

教職員が心の病になるのは長時間労働も原因の一つですが,

職場での人間関係も大きな要因になっていると私は思います。

このテクニックはそんな大人同士の関係に困っている方に

活用していただければ幸いです。


幼い頃,空気を常に読まなければいられない,

家族というのに本音で話すことができない,

地獄のような環境で育った私だからこそ身につけたスキルだと思っています。

このスキルやテクニックを少しでも皆様のお役に立てられれば幸いです。


もし,何かコミュニケーションでお困りのことがありましたら

コメントやTwitterの質問箱等でご投稿いただけましたら,

お答えしたいと思います。


今回は,今までと少し趣向を変えてみました。

いかがだったでしょうか。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

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いつもお読みいただいている皆様,ほんっとうにありがとうございます。

それではまた😊

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