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多面的にものを見ることの重要性

こんにちは,HARuです。今日は「自分は不幸かもしれない…」と思っている方むけに,「実はそれ,案外不幸な出来事じゃないかもよ?」とご提案する内容になっております。


「自分が乗ろうとするときに限って電車のドアが閉まる」
「石につまづいて転んだ拍子に骨折した」
「風邪を引いて友人たちとのBBQに行けなくなった」

など,自分はどうもツイてない気がするとお思いの方はいらっしゃいませんか?
実は,その運が悪いと思える出来事も見方を変えれば実はそうでもないのかもというお話しです。

では,いってみましょう!

「自分は運が悪い」本当に?

いつも自分ばかり損をする。
楽しみにしている行事の前に限って風邪をひく。
なんてこと,ありませんか?
そして,その理由を自分の運のせいにしていませんか?
実は,それ,

見方を変えたら幸運が訪れているのかもしれませんよ。

人は自分に起きていない出来事は認識できません。
当たり前ですね。想像するという方法もありますが,人の想像は都合のいい方向のものがほとんどです。
例えば,宝くじがいい例ですね。当然ですが,宝くじを購入される方は自分が当選するものとして購入されますよね?当選しない確率は想像しないで購入されていることがほとんどでしょう。
しかし,実際に自分の望んだ金額が当選する方はマレです。
少し話がそれますが,宝くじを購入した瞬間に43%はさまざまな公共政策などに活用されていることはご存知ですか?100円の宝くじはあなたの手元に来た瞬間,47円の価値になっているのです。(公共事業に使われる諸費用を払っているという認識があって購入されているなら何問題は無いと思います)

ちなみに,

宝くじが当選しないこと=運が悪い


とされますが,本当にそうなのでしょうか?
宝くじで大金を手に入れて破滅の人生を送った人や僅かな期間の豪遊を楽しんで終わってしまった人など,探せばキリがないほど失敗事例を聞きます。
当然,購入されているあなたはそうはならないですよね?
でも,なる可能性も0とは言い切れないと思います。

結局何が言いたいのかというと


宝くじが当選しない=運がいい

かもしれないということ。
少なくとも大金を得たことによるストレス(人間不信や極度の緊張など)や大失敗をする危険性はないのです。これを幸運と捉えるか,そうでないかと捉えるかは,結局は捉える人次第ですよね。

さらに言えば,その不運のおかげで,もっと別な大きな不運を避けられたかもしれません。
例えば,風邪を引いて友達とBBQに行けなかった。しかし,BBQに行っていたら大雨で川が氾濫していたかもしれません。
そんなことない,ないと思われるかもしれませんが,誰が起きていない未来を予測できるのでしょうか。どんな馬鹿馬鹿しいと思えることでも可能性は0ではありません。
そうなると,今日風邪を引いてBBQに行けなかったことは,あなたにとって幸運だったのです。

物事には複数の面があります

性格的なことでもそうですよね。

落ち着きがない=好奇心旺盛

うるさい=元気がいい

結局は,どの面に着目するかで,物事の見え方は変わってくるのです。
みなさんご存知,ピラミッド。あれも,遠目にみれば三角形ですが,真上から見えれば四角ですよね。このように物事は複数の視点から見なければ見えないことが多くあるのです。

ちなみに,日本にも

禍福は糾える縄の如し

意味:災禍と幸福とは糾った(縒り合わせた)縄のように表裏一体であり、一時のそれに一喜一憂しても仕方がないということ。

や中国からの故事にも

人間万事塞翁が馬

意味:「人生における幸不幸は予測しがたいということ、幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ」

というものがあります。これらは私が教員として意識している言葉の1つです。


教育への転用

教育ではリフレーミング(言い換え)として使われることが多いのですが,その子の性格的な面を一面的に捉えるのではなく,多面的に捉えるということです。前述した,落ち着きがない,うるさいなどの性格も見方を変えればポジティブに捉えることができるのです。
私たち大人は子どもたちの良い面に着目できているでしょうか。
つい,悪い面,ダメな面,人より劣っている面に着目してしまいがちです。
しかし,それは実は一面的な見方であって,別の見方をすればその子の良さを引き出せるはずです。

これからの未来で大切なこと

それは間違いなく

自分の長所に気づき,伸ばせるかということ

です。子どもたちも自分自身も否定的に見れば見るだけ損をします。悪い面に着目したところでいいことなど1つもありません。
であれば,逆の方向から見たり,見方を変えて,短所を長所として伸ばすことの方が重要です。
私のような一教員が言わずとも,みなさまご周知のこととは思いますが,今後の社会において重要視させるのは

ゼネラリストよりスペシャリスト

なことは間違いありません。変化も激しい今後に,自分を不運だと思っている時間はありません。見方を変え,自分の強みとして生かしてしまえばいいのです。

ちなみに,ある研究では

ツイてる,運がいいと思う人程,本当に運が良い

そうです。科学的にも証明された運の良さ。ぜひ,あなたも物事の見方を変えて,不運な出来事を幸運な出来事にしてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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いつもお読みいただいている皆様,ほんっとうにありがとうございます。

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