何かを始めたけど、うまくいかない人へ

ほとんどの方は初めまして。
社会課題系YouTuberエシカルゴみずきと言います。

YouTubeチャンネルの登録者が100人を超えたので、記念に初noteを書いてみました。

なんやねん、お前のしょぼい目標の成功話なんて聞きたくないわ。と思う人もいるかもしれない。

けど、そんな誰かの成功を心から喜べない、うまくいっていない過去の私みたいな”あなた”にこの文章は届いて欲しいと思った。

自分自身、今まで何かを成し遂げたいと言いつつも行動に移すのが怖くて、失敗が嫌で、でも挑戦している人が眩しくて、成功している人は妬ましくて。

くすぶってた私が、小さな一歩を踏み出してどう感じたのか、よかったら自分語りですが見ていってください。


あ、誰やこいつって人はコチラの動画をどうぞ。
面倒な人や、すでに知っている人そのまま読み続けてどうぞ。


はじめに

今回、晴れてチャンネル登録者が100人を超えるという偉業を成し遂げた。

本当に偉業だ。まだまだ進むつもりではあるが、私にとって、0~100人までのこの一歩はとても辛くて長くて、葛藤ばかりの日々だった。

先に述べたように、この文章ではお綺麗な成功話を紡いでいないし、社会への葛藤、成功者への妬みや嫉み、他者との比較など、人間らしい感情を持った私が一人で葛藤しているだけである。

ちょっとばかし、自分語りになるけれども、よかったら最後までどうぞ。


十二分に物はあるのに、精神的に貧しい国

なんでこの国は、物に溢れているのにみんな満足しないんだろうか。

なんで平気でみんな、物を捨てるんだろうか。

なんでみんな、「もっともっと」と便利さを追求するんだろうか。


実家がコンビニだった私にとって、まだ食べられるはずのご飯がどんどん捨てられていく光景は物心ついたことからあった。

そして、それがこの社会の構造による問題であること、豊かさや便利さを求めすぎたしわ寄せであることを知ったのは中学生の頃だった。

エシカルという概念は、後輩から教えてもらった言葉だ。

エシカル:「自分が使っている商品が、どんな風に作られたのかを考える」という倫理的な指向性のある考え方。
フェアトレードもエシカルな考えに入る。

安易に安いものを買わず、商品の価値を考える。

特に最近知名度の高いエシカルファッションというところに興味はあまりなかったが、生産から廃棄までをしっかり考えるという視点は、コンビニにも通ずるものがあると思った。

倫理的な消費者活動=エシカル、という言葉がストンと自分にとって腑に落ちたときに、もっとこのステキな考えをいろんな人に知ってほしい。
もう、過去の自分みたいに、社会に、そして人にがっかりするような子どもがいなくなってほしい。
そう思って発信活動を始めようと思った。



YouTubeという手段を取った理由

大量消費社会の構造に対して、単純な私がたどり着いた解決方法は、みんなに大量廃棄の現状を知ってもらうこと。

小学生でも出せる答えだ。草の根の活動だ。けど、絶対解決に繋がる方法だ。

知ってもらうために、文章も一つの手段として候補に入れた。
文章ってのはできるだけ詳細に自分の考えを伝えることができる、大好きな方法だ。ブログも検討した。

けど、受け取る側にとって動画の方がハードルが低いと思った。
私自身、文章は「よし、読むか!」と気合いを入れないと読めないタチだったからだ。

また、YouTubeにこそ、まだまだ社会課題を知らない層が多そうだ、とも思った。そこで、私はYouTube活動に舵を切った。


いつになったらお金になるのかな

再生回数がどの投稿も100回程見てもらえるようになって、余裕が出てきてから、だんだん余計な欲が出てきた。

お金だ。

YouTubeをやり始めた、というと決まって必ず「儲かってるの?」と聞かれるが、そんなことはない。

YouTubeは、収益化の基準が少し前から厳しくなった。

2018年2月20日から更新されたYouTube収益化の基準
・チャンネル登録者1,000人以上
・過去12ヶ月間の総再生時間が4,000時間以上

「前の基準だったら、すぐにお金入ったのに」
「なんでこの人、私より登録者いるんだろう、いいなあ」
「自分はいつになったら収益化できるのかな」

毎日、考えても仕方のないことを、ぐるぐる考えた。

250人ぐらいの似たような内容のチャンネルを見て、「私の方がわかりやすい…」とモヤモヤしたり

じっとアナリティクス(視聴回数とかが見れるツール)の数字を見つめて、登録者が増えないかな〜なんて愚痴をこぼした。

この頃からなんだか、動画を出すのが楽しくなくなっていった。


「みずきのプレゼンを聞いてくれる人が50人もいるんやな」

楽しくなくなったとはいうものの、それでもありがたいことに一定の反応はあった。
諦めきれず、なんとなく動画を作っていたら、少しずつ登録者は上がっていった。

けど、その数値は私の理想からは程遠かった。

YouTuberと言いつつ、たった50人。

底辺YouTuberじゃねえか、そんな気持ちで。
自分がYouTube活動をしているのを名乗る時に「いや、全然有名じゃないんですよ。始めたばっかで。まだまだで」

こんなダサい言い訳をするようになっていった。


大好きで毎日見ていた憧れの水溜まりボンドの動画も、再生回数が気になるようになった。
土俵も、今まで苦労してきた年月も違うのに、勝手に一人でドツボにハマっていった。


そんな時に、思いもよらない言葉をかけてきたのは、家族で唯一私のYouTube活動を知っている父だった。

「最近あの動画活動はどうなん」

「うーん。楽しいけど、伸び悩んでるかな。チャンネル登録者がまだまだ」

父は、最近LINEで短文を返せるようになったぐらいの機械音痴。
もちろんYouTuberに関することもよくわかってなかったけど、たまに私の相談相手になってくれていた。

「チャンネル登録者数ってなんや」

「そうやな…毎回一応チェックしてくれるつもりのある人、みたいな感じかな。有名YouTuberは登録者が100万人とかおんねん。すごいよな」

「有名な人は関係ない。みずきのはどうやねん」

「あー、50人ぐらいかな。まだまだ始めたばっかりでしょぼいけど」

「なんや、50人もおんのか。すごいな」

「すごくない。誰も私のことなんて知らんよ」

褒めてくれてるのはわかったけど、お世辞なんて言われたくもなかったし、それで調子に乗るほど子どもじゃなかった。

自分の挑戦を、胸を張って言えないことが恥ずかしかった。

「お前のプレゼンを、聞いてくれる人が50人もおるってことやろ?すごいやん。普通しょぼいセミナーなんて、そんな集まらんぞ」

「でも、1000人にいかんと収益化できないねん。お金にならんねん。こんなんやってるの、アホや」

「みずきはそれで稼ぎたいわけじゃないやろ。何か伝えたいことがあるから、そうやって話してるんやろ。それを、その人数の人達が、聞こうとしてくれてんねんから、十分すごいで」

「もうええよ。すごいかすごくないかはお父さんが決めることちゃうわ。」


結局素直じゃない私は、そのまま不機嫌になって部屋に戻った。

私が拗ねるのはよくあることなので、お父さんは気にしていないようだった。




ヴィーガンに関する動画をあげて、マイノリティへの偏見と出会う

お父さんからの言葉を受けて、すぐには素直に受け取れなかった私も、だんだん伝えたかったことがわかってきた。

他人と比べたらいけない、何万回も繰り返された教訓を、お父さんは伝えようとしてくれてただけだった。

そして、本来の目的を見失いかけていることも、警告を鳴らしてくれた。


そんな矢先に、ヴィーガン関係の動画を出すことになった。

もともと知り合いだったヴィーガンに詳しい友人の工藤が、快く動画の撮影を承諾してくれたのがきっかけだった。

工藤と二人で「ヴィーガンってなに?」って基本のところから、普段は聞きにくいヴィーガンに関しての正直な質問まで、フランクに話した動画だった。


この動画を通して、動画に対して楽しいなという感覚を思い出すことができるようになった。

”対話”をするように話すことで、自然とトークをすることができて、自分でも見やすくなったと肌感で感じた。

単純な私は、質の少し上がった動画にわかりやすくテンションが上がって行った。


「悪いヴィーガンと、いいヴィーガンの比率を教えてください」

夜、作業をしていた時にふと携帯を見ると通知が入っていた。

動画にコメントがついたみたいで、ウキウキしながらすぐにメールをあけた。

知り合いかな、そうじゃないかな、どんな感想だろうか。

そう思っていた私の外面に現れたのは、とんでもない長文だった。
「頭のいかれたヴィーガン」という文面に心臓が凍った。

それは、ヴィーガンに対する批判コメントだった。



批判コメントが来る可能性なんて簡単に考えればわかったことなのに、驚くことだがあほな私は一度もそれを考えたことがなかった。
世間の人が、みんな私の友達みたいに平和でいい人たちとばかり思っていた。そんな私にとって、本当に心臓が痛くなるほど怖かった経験だった。

直接的な工藤や私に対する批判ではなかったのが幸いだったが、それ以来コメント通知を開けるのに一瞬ためらってしまうようになった。

「ちゃんと動画が見られている証拠ですよ。そういうコメントがつくのはね」

工藤はあっけらかんとしていて、こういう芯の強さが彼特有の安心感をうむのかなぁ、とまたよくわからない尊敬の念を工藤に抱いた。


社会課題解決というマイノリティを推進するために

ヴィーガンの批判を受けて、ヴィーガンについて色々考えるようにもなった。

なぜ批判を受けるのか?本当に性格の悪いヴィーガンはいるのか?ヴィーガンという言葉をいうと「変な人」と思われるのはなぜか?


ヴィーガンについて発信するようになって、驚いたのは今までエシカルに興味を持っていた人はヴィーガンに興味がないということだ。

また、逆に動物愛護の観点が強いヴィーガンは、エシカルにあまり興味がない。

ヴィーガンもエシカルも「自分の消費がどういう影響を持っているのか考える」という点では同じなのに、別物として認識されている。
根本の考え方は同じなのに、別物だと認識されて見向きもされない。

あれ。これって、全ての社会課題に当てはまるんじゃないだろうか


LGBTの権利を訴える人が、外国人差別に対して言及しなかったり

貧困について問題意識を抱えて活動している子が、ジェンダー問題に興味がなかったり。

全ての社会課題は、「誰もが不平等でない社会へ」という点で共通しているはずなのに、隣の領域にみんな興味ない。

自分の活動を、いかに認められるか躍起になって同じ意識の人たちで問題提起を繰り返している。

これをきっかけに、私自身もエシカルだけじゃなくていろんな課題を「あえて」発信することにしようと動画の方針を変え始めた。これが今だ。



努力は絶対報われるわけではないけれども

100人の人が思いついたとしても、行動するのはそのうちたった1人。行動し続けられる人も、行動する100人のうち1人。つまりやり続ける人間は、1万人のうち1人しかいない。天才とは、そういうカラクリだそうです。

ラッキーなことに、私は発信が大好きだ。

自分の考えを練って練ってまとめて、言葉にした時の達成感が一番「いきてる」って感じる。

そんな状況でも、発信し”続ける”ことは、とても難しかった。

成功者との比較、目的の喪失、他者からの批判。

今まで何度となくこんな困難を含んだストーリーは、腐るほど聞いてきた。

けど、自分の身に降りかかってはじめてわかった。

こんな小さな動画啓蒙活動ですらそうなら、起業家や、社会を変えようと今までムーブメントを起こしてきた人たちは、どれだけすごいんだろうか。


誰かの人生の「一部」を見て一喜一憂するのはもうやめよう

私は、自分よりうまくいっているYouTuberや他の発信者を見て、正直羨ましかった。

妬ましいなという感情を抱いたこともあった。

けど、それは彼らの人生の一部なのだ。

このつるたまちゃんは、正直私が羨ましいと思っていた一人だった。
彼女は今「性教育トイレットペーパー」のクラファン中で、猛烈に活動している方の一人だ。

どんどんお金が集まっていくクラファンを見て、ずるいなあ、と勝手に思っていた矢先にハッとさせられた

彼女の苦労も、今までの辛さも考えず、勝手に落ち込んでいた自分。

そして、もしかしたら誰かにとってうまく行っているように見えるかもしれない自分。

成功者は目立つ。成功しているからだ。
成功していない奴は見向きもされない。だって注目を集めるにも至っていないから。

何かを始めるときに、成功者を見て「自分なんか」と思うことの無意味さを思い知った。


一番初めの、チャンネル登録者15人がいたから今がある

私はYouTuberをするんや!と宣言して、すぐに15人も登録者が集まった。
これは「まあみずきが変なことするなら、ちょっとぐらい応援してみようかな」というはちゃめちゃに優しい人たち。

この15人に支えられて、私のYouTubeライフは始まった。

きっとこの15人がいなかったら、私はもっと早くに諦めて、今よりかは確実に面白くない日常を送ってたと思う。

たくさん感謝を伝えたい人はいるけど、この100人という軌跡においては、このFirst Followersの力が大きかったと思う。

ありがとう。


最後に

長々と語ってしまったが、これから節目にnoteは書いていきたいと思ってる。

誰かの成功を心から喜べない、うまくいっていない過去の私みたいな”あなた”はどう思っただろうか。

何かに挑戦しよう。けど失敗が怖い。
新しいことをし始めたのに、うまくいかない。

そんな人は、もしよかったら私に連絡をください。
一緒に泥臭く笑いながら進んでいきましょう。




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今は三脚が買いたいなあと思っています。

今日がいい日になりますように。
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コメント5件

はじめましてtakaさん!
ご丁寧なコメントありがとうございます。

そのモヤモヤって、新しいことに挑戦しようとした人にしかわからないんだと思います。
誰から何言われようと、他人と比べようと、takaさんの「やりたい」という気持ちを一番大切にしてください😊
進んだ姿を見るのが楽しみです!

ワオ!YouTubeはお暇なときにラジオ感覚でどうぞ!やったー!
ご返信ありがとうございます。

確かに挑戦しようとしてる人にしか分からない心理かもしれないですね。人からの批判や大したことない自分がバレることが怖いんだと思っていますが、そこは「エイッ!」とバンジージャンプを飛ぶみたいに思い切って踏み出してみようと思います。

今回の記事、勇気を頂きました!!これからも楽しみにしています!!
人の一部を見て、嫉妬してたと今気づきました。しかもそれを理由に、あの人は特別だから、と挑戦をしない自分も自覚してしまいました。

すとんと理解できる文章、ありがとうございました。
Allyさん、コメントありがとうございます!

きっとAllyさんも、誰かにとっての特別なんですよ。
みんな誰かを羨ましく思ってしまうんですよね。

こちらこそ読んでいただき丁寧な感想までありがとうございます。
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