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MAMANOの「神様の大粒生チョコレート イチローズモルト秩父ザピーテッド2018」感想

こんにチワワ。チョコおたくのカデカワです。

本日は、こちらの企画で当選した生チョコレートについて感想を書いていきます。

赤坂見附のMAMANO CHOCOLATE(ママノチョコレート)で、父の日限定商品として発売された「神様の大粒生チョコレート イチローズモルト秩父ザピーテッド2018」

こちらの生チョコレートは、なんでもMAMANOショコラティエの本間さんが、イチローズモルトの大ファンだったこともあり商品化が実現したものだとか。食べてみて、このお酒が本当に好きなひとなんだろうというふうに感じました。愛がなければ、ここまでこのイチローズモルトの味わいを活かせなかったんじゃないか、とすら感じます。

大粒の生チョコには、ふつう生チョコにかかっているカカオパウダーのコーティングはなく、ものすごい口どけの良さです。噛まなくても食べられるくらい柔らかい。

まず、香りから。
嗅いでいるとウイスキーを飲んでいる錯覚を起こすほど濃厚です。
舌の奥がピリリとするくらいのはっきりとしたお酒の香り。スモーキーな香りは「ピーテッド」の名称からわかるように、ピート(泥炭)で麦を燻した香りをつけているためです。薬草やハーブ系の香りもします。

食べてみてまず感じたのは、苦味。おいしい苦味です。

チョコレートを軸にして、ウイスキーの風味がぐるぐると煙を巻いているようなイメージが浮かびました。ものすごく、はっきりとウイスキーの風味が立っているのに、チョコレートの味わいはしっかりとベースに固定されていてぶれません。すごい。
ただお酒を練りこんだだけのチョコレートではないのがわかります。

全体的にビターな味わいのなかで、甘みがアクセントになっていて、苦味を引き立てています。シナモンっぽいところもあるかなぁ。はちみつのような甘みにも感じられます。

ウイスキーとチョコレートが合わさって、なんともいえないおいしさがある。この生チョコを食べながら「イチローズモルトってウイスキー、ぜったいおいしいな!」と確信に近いものを得ました。今度、機会をみつけて飲んでみよう。

一時期だけですが、チョコレートとチョコ菓子(テリーヌなど)の製造をしていた人間としては、バター、生クリーム、水飴といった材料を使って口溶けを極限まで柔らかいものにしつつ、ここまでストレートにイチローズモルトのウイスキーと、MAMANOのオリジナルチョコレートの風味を出せてるのがすごい、と感じました。技術を感じます。

ウイスキー好きにぜったいあげたい。いや、それだけでなく、お酒の飲めるチョコ好きには食べて欲しい生チョコです。

限定商品として発売されたようですが、商品が人気のため今後の販売も検討しているようです。ただ、父の日まで買った方がお得(安く買える)みたいなので、気になるかたはぜひお早めに。もはやステマ。だっておいしかったので

現在、通販でも購入できます。


ではでは、本日はこれにて。

余談ですが、生チョコには実はあまり手を出さなかったんです、わたし。生チョコって、どれを買っても「まずい」ってことはまずないのですが、チョコと生クリームという材料構成から似たり寄ったりな味になっていたりするように感じます。また、お酒入りはお酒の味に偏ってチョコの良さというのがそれほど伝わってこない、ということもしばしばあるかなと。この生チョコレートは、いい意味で予想外でした。今回、すごくいい体験をさせてもらったと感じます。

改めて、とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。


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