地域で利用しやすさ、使いやすさを追求することってやっぱり難しいんだろうなぁと感じた。

つい1か月前、成田市が運営している「とある施設」を利用したいなぁと思い、施設を調べて予約をしようとホームページを色々とクリックしていたら、ネットで予約システムみたいなものからできると書いてあり、「おお!それは楽だ!」ということで、そのサイトへ移動。(ここまであっちゃこっちゃブラウザが立ち上がったり、施設が見づらかったり、20分くらい)

そしたら、ここを使うには、「利用者登録をしてください!」と。
※まあまあ、千葉の住人なのかどうか、とかその利用履歴とか取っておいてカイゼンに活かしたりするんだろうな!と勝手に頭の中で理解。
セコセコ入力して全部入れ終わったら、「仮登録、完了」と出てきまして。。。
(入力が割と大変でここでも10分。)

「仮登録!?なんだそれ!!??
メールが飛んでいるからそれをクリックして本登録完了とするとか?
いや、そんなかんじではないぞ。
待て。落ち着け、もう一度ちゃんと文章を読もう。」
(ここまで、10秒)

よくよく見てみると、、、

・パソコンや携帯電話で「新規利用者登録」をされた場合は「仮登録」となります。「仮登録」のままでは、パソコン等からの予約や抽選申込はできませんので、本人確認ができるもの等の必要書類を持参の上、各施設の窓口で「本登録」の手続きをお願いします。なお、詳細は各施設までお問い合せ下さい。

正直、ここでイラッとしました。

本登録で施設に出向く!?そんなんあるんだ。。。

いやいやいやいや、
なんのためのマイナンバーカードよ、なんのための運転免許証よ、そんなんはデータで持っていないんかい?照合すればいいやん!現地いかんでもいいやん!!

と思ってしまいました。

この仮登録終了後、2週間たってようやく現地に行って本登録手続き。
でもそこから予約ができるようになるだけ、、、
利用開始まで1か月を要しました。

しかも、施設利用料の決済は現地、現金にて、という形でした。こんなシステムと施設決済なところは結構あるんだろうなと改めて実感。

利用料が安いとか、人員確保の面など市の運営という点においてはなかなかイニシャルコストで非常に高いもの、もしくは今後、住民が少なくなってくるというのがわかっている地域においては特にランニングコストの面でも二の足を踏むのはよくわかります。

ただ、それでも地域で集まりやすい場所、管理している施設においては住民が身近に関わる場所なので、その中で誰が使いやすい!と言ってくれるともっといいのかを考えてほしいですね。機能面の不満足は結構、クリティカルに心に残る気がします。圧倒的に感情面での満足が勝ればそんなことも気にならないでしょうが、使う気がなくなるという状態になるのはよくないです。

そんなことを体験しながら、テクノロジーが発展している自体には大いに素晴らしいと感じるのですが、全国の津々浦々にまで浸透するにはまだまだ先なんだろうなと実感。

少しでもよくなるように自分自身も力になれればと思いました。

おしまい。

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