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700万円を扱う能力とは

はじめに

以前、
「あと9年残っているマンションローンを、米国高配当株630万円分売却して一括返済してしまおうか?」
と記事をアップしたが、やっぱり無理と思い止める事にした。

9年間で60万円弱の利息を惜しんで、値上がりしている高配当株を全売却は正しいのか?答えが出ない。
借金をしている状態がキモチワルイのは確かなのだけれど、やはりごっそりと700万円近いお金を動かす胆力が無いんだな。

今私はセミリタイア民を名乗っている。
来年6月、低くなった所得に応じて減税されるまで、手取り所得で極力赤字を抑える努力期間を乗り越えたら、光明が見えてくるはず。

1:残額目標設定は350万円

現在現金資産が(生活防衛資金やポイント含めて)475万円相当になる。
来年の6月まで、iDeCoの23,000円/月と生活補填を合わせ、100万円を予算に組んでいる。
それを鑑み、2025年6月まで現金資産350万円に抑えられたら合格!とする。

2:消費生活費45,000円予算が基本

手取りが16万円に達しない期間、家計簿も大きく視点と価値観を変えねばならない。
「絶対に満足度を下げたくない!」
そう思ったところ、「食材費+嗜好品類」が一番だと思った。
ここで35,000+5,000円キープ。
野菜だけは絶対に削らない。
嗜好品は緑茶麦茶コーヒー豆だ。
生活消費(トレッとペーパーやティッシュや洗剤など)で基本5,000円
これで45,000円だ。

その他の趣味雑貨外出外食漫画書籍などは、貯金から補填する分類にする。
貯金を取り崩しても絶対欲しい!!
と言うものはきっと買うだろうし、
今はいらんなあ、と思えば買わないだろうし。

3:年の生活消費は100万円の補填分から出す

下着とか靴下とか仕事の靴とかは「被服費」として補填する。
ぶっちゃけ私の性格上、繕ってでも使い続けるので最小限に抑えられると思う。

その他楽天での買い物は、ウイルキンソンまとめ買い(1本92円になる)とか冷凍ホタテとか箱ワイン?
箱ワインは減酒もしていくので、必要度は後回し。

4:年に数回の娯楽遊興費は別途貯金から補填

いわゆるセミリタイアというものは、
「生活費が投資の4%取り崩しで賄えて、遊興費分を働く」
というものらしい。
私の場合、生活費を仕事で稼いで必要な遊興娯楽関連を手出しにする、が基本だ。
まだ働けるからね。
この計画行くと、月の労働収入で最低限の生活費=16万円弱、遊興費手出し(ボーナス補填)くらいで、投資の方取り崩しにはならないはず。
投資分に手をつけなければ60歳の5月退職時に、投信4500万円+現金350万円+退職金170万円で5000万円完全リタイアになる、はず。
え〜?こんなに美味い計算でええんか??

まとめ

手元からごっそり資産が減るストレスより、毎月ちまちま節約するストレスの方が私は受け止められると判断した。
節約してても、心の余裕があった方がいいと判断した。
多分ごっそり資産を減らしてローンを無くしても、余裕の出た月の手取りから早く元に戻そうと、必死に貯金する方がしんどそうだ。
払う利息分以上に株の値上がりを期待する方に賭けよう。


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