水宮うみ

数と言葉が好きです

未来はある

言葉の言い回しなんか出尽くした、とか、新しいメロディーなどもう現れない、とかいう言説は間違ってると思う。
だって僕らの日常には発見がある。思いもよらないギャグに笑ったりもする。そりゃあ、毎日って訳にはいかないけど。
僕らには未来がある。これを書いている今も未来は物理的にやってきつづけている。
僕らに未来があるのなら、他のものにだって未来はあるだろう。
言葉に未来はあるし、音楽にも未来はある。詩にも

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無の研究

数学なんて現実には無い。数からして無いのだから当然だ。一個の林檎、一人の人間、一つの地球などに共通するものとして「1」という数は作られた。「1」という数は現実には「無い」のである。
だから、分厚い数学書などをみていると僕は不思議な気持ちになる。無いものについて、考えるべきこと、書くべきことがこれほどにもあるのかと。
文学もそうだ。現実で体験したことを参考にしながらも、現実にはない物語を文学は描く。

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フィクションだけど嘘じゃない

僕は図書館にしか居場所がなかった。
学校ではいじめられるし、家には遅くまで誰も帰ってこない。

だけど、図書館へ行けばあなたたちに会える。
だから学校が終わるとすぐに図書館に行った。
あなたたちは、フィクションのなかで、逆境のなかで闘いを続ける。
僕はあなたたちのストーリーにのめり込む。
あなたたちとの時間を忘れはしない。
あなたたちの勇姿を忘れはしない。
あなたたちは、僕にたくさんのものをくれた

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本が増えていく

図書館に本を返しにいくと、ついつい新たに本を借りてしまう。買って読んでいない本が家にいっぱい積んであるのに……。
 きっとこの本を返すときも、借りてしまうのだろうな。
 本を眺めていると欲しくなってしまうのと、せっかく図書館に来たのだからという貧乏根性から借りてしまうんだとは思う。このままでは一生積読本を消化できない。困った。
 今年中に積読本を消化しきるという目標を掲げ、周りにも言ってしまったこ

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伝えたいこと

ぼくが、数学・短歌・詩、その他諸々で伝えたいことはたった一つで、それは言うまでもなくあなた達に伝わっていると思う。言ってしまえばその一つは、誰もが伝えていることで、誰もが伝えたいことで、誰もが遂には伝えられないことで、ぼくも結局伝えられないのだろうが、「言うまでもなくあなた達に伝わっている。」何故かそう確信できるのだ。きっとみんな、同じように確信しているだろうと思う。

確かにぼくも、伝わっている

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