水宮うみ

数と言葉、ヨルシカが好きです https://twitter.com/mizumiy…

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数と言葉、ヨルシカが好きです https://twitter.com/mizumiya_umi

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    ナブナさん、ヨルシカさんの歌詞について考えたことです

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だから僕は音楽を辞めたの「心の中に一つ線を引いても」について考えたこと

ヨルシカさんの『だから僕は音楽を辞めた』の「心の中に一つ線を引いても」という歌詞について考察しました。 「心の中に一つ線を引いても どうしても消えなかった 今更なんだから なぁ、もう思い出すな」と続きます。 線を引く=栓をする でもある気がしました。 気持ちに栓をしても消えなかったと。 「辛」に一つ線を引くと「幸」になる事が、『ヒッチコック』で言及されています。 心の中の「辛い」を「幸い」だと言い聞かせても、辛さは消えなかったって事かなと。 「辞」という字に「辛」が含ま

    • ヨルシカの回文

      ヨルシカについての回文です。 新しい回文を作ったら追加するかもしれません。 ヨルシカを聴きたい!焚き木を齧るよ。 よるしかをききたい たきぎをかじるよ 【だから僕は音楽を辞めた】 夜、だから僕は音楽観を吐く。ほら語るよ。 よる だからぼくはおんがくかんおはく ほらかたるよ 駄目、嫌だったから僕は吐く。法螺騙った。辞めた。 だめやだったからぼくははく ほらかたった やめた 【夜紛い】 人生ごとマシンガン。島と恋、戦士。 じんせいごとましんがん しまとこい せんし 【パ

      • レモンの木漏れ日(回文)

        大概せこい。個性がいた。 たいがいせこいこせいがいた 求愛ハウス栽培。刺す、奪い合う雪。 きゅうあいはうすさいばい さす うばいあうゆき 対面。薄ら暗すぎて、無敵すら暮らす運命だ。 たいめん うすらぐらすぎて むてきすらくらすうんめいだ 肉のみ余酔。アンタが花壇愛す黄泉の国。 にくのみよすい あんたがかだん あいすよみのくに 余談の尾鰭も、木漏れ日を呑んだよ。 よだんのおひれも こもれびをのんだよ

        • 少し健やかに過ごし

          健やかな者 建物を筆で書く 愚かさの寓話が偶然隅っこに 暗闇が自己言及して光り出す 円環に還る猿 遠い楽園

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          占い恋習う(回文)

          恋待ち暮らす。丁寧ですら朽ち、迷子。 こいまちくらす ていねいですらくち まいご 無いならいいよ、花占い習う。名はよい、要らないな。 ないならいいよ はなうらないならう なはよいいらないな 桜、退化だ。ダーク温かい堕落さ。 さくらたいかだだあく あたたかいだらくさ 対面。裏側から運命だ。 たいめん うらがわからうんめいだ

          占い恋習う(回文)

          ダンス、春弾んだ(回文)

          踊ってテーマ名乗る。春の名前で鉄道。 おどっててえまなのる はるのなまえでてつどお 捨てられ天使はシンデレラです。 すてられてんしは しんでれらです 水が澄んだら一人きり。扉、タンスが隅。 みずがすんだらひとりきり とびらたんすがすみ 春。特別な花放つベクトル場。 はる とくべつなはなはなつべくとるば

          ダンス、春弾んだ(回文)

          髑髏、縷縷を數える

          楼閣の桜の数を教えてる 春雨をお外で食らいまくってた 脇役の筋力 協力は脅威 蜃気楼 桜が数を教えてる

          髑髏、縷縷を數える

          旅人族(回文)

          右と左と、一人旅と君。 みぎとひだりと ひとりたびときみ 誰も見えてない神様さ。未開な手、笑み洩れた。 だれもみえてないかみさまさ みかいなて えみもれた ダイブ、世界が降る。深い風吹いた。 だいぶ せかいがふる ふかいかぜふいた

          旅人族(回文)

          意思またぐ魂(回文)

          足す、春の二乗。四時に乗るバスだ。 たす はるのにじょう よじにのるばすだ 理科「あたし、数を透かした明かり」 りか あたし かずをすかしたあかり 筒、いくつも歪むおむすび持つ。食いつつ。 つつ いくつもひずむおむすびもつ くいつつ 自己批判、不思議。泣き自分は庇護し。 じこひはん ふしぎ なきじぶんはひごし 太鼓だ。憩う時、月と動いた恋だ。 たいこだ いこうとき つきとうごいたこいだ Cの五乗。逢う夜、死後の石。 しいのごじょう あうよ しごのいし

          意思またぐ魂(回文)

          ダミーの意味だ(回文)

          読むその解釈。悪や詩歌望むよ。 よむそのかいしゃく あくやしいかのぞむよ 意味、抱いたみたい。木乃伊、未来見、悼みたいダミー。 いみ だいたみたい みいら みらいみ いたみたいだみい 年季で人は縄跳びできんね。 ねんきでひとわなわとびできんね 体脂肪、久遠、合コン、うんこ。ウコンを食う。星いた。 たいしぼう くおん ごうこん うんこ うこんをくう ほしいた 照れ笑いみたいだ。木乃伊割れて。 てれわらいみたいだ みいらわれて

          ダミーの意味だ(回文)

          1の地位(回文)

          無い差。1は、小さいな。 ないさ いちは ちいさいな この1は、8位の子。 このいちは はちいのこ 記事。薄い数式。 きじ うすいすうしき 6の5倍。多い箱の黒。 ろくのごばい おおいはこのくろ 田引く1足す1。椅子達行く日だ。 たひくいちたすいち いすたちいくひだ 靴、二足歩行。会う子、僕ソニック。 くつにそくほこう あうこぼくそにっく 確かさだ。数の姿探した。 たしかさだ かずのすがたさがした

          1の地位(回文)

          夜がゆっくり回る(回文)

          太古、居た気がしたし、書きたい恋だ。 たいこ いたきがしたし かきたいこいだ 寝る気、素早い、ヤバ過ぎるね。 ねるきすばやい やばすぎるね 単体で月蹴ったがしかし固い。駄菓子貸し片付け切っていたんだ。 たんたいでつきけったがしかしかたい だがしかしかたづけきっていたんだ 田舎、月日が経つ。忘れたよ、誰座ったか。灯、気付かない。 いなかつきひがたつ わすれたよ だれすわったか ひ きづかない 宵、踊ろうとした、色と。驚いたし、道路遠いよ。 よいおどろうとした いろと お

          夜がゆっくり回る(回文)

          ただ回るだけの生き物(回文)

          決まりの為、大陸巡り、炒めた海苔巻き。 きまりのため たいりくめぐり いためたのりまき 立つ川。魚と長さ測った。 たつかは さかなとながさはかった いなり、退屈、食い足りない。 いなり たいくつ くいたりない 無垢に狩り、欺く悪夢さ。蟻が憎む。 むくにかり あざむくあくむさ ありがにくむ 巷、月光、トイレ、冷凍庫。告げた街。 ちまた げっこう といれ れいとうこ つげたまち

          ただ回るだけの生き物(回文)

          対比し足し引いた(回文)

          足し引いた音符、意外。回文を対比した。 たしひいたおんぷ いがい かいぶんをたいひした よく続く退屈。靴、苦痛突く、つくづく痛く続くよ。 よくつづくたいくつ くつ くつうつく つくづくいたくつづくよ 来る。青白く路地を歩く。 くる あおじろくろじをあるく 問う空、屈託がない。長く立つ暮らそうと。 とうそら くったくがない ながくたつくらそうと 魚無し海、波乗りと。「人の為」だのと独りの皆、見失おう。 うおなしうみ なみのりと ひとのためだのとひとりのみな みうしなおう

          対比し足し引いた(回文)

          回り終えた心(回文)

          駄目な涙だ。畳斜めだ。 だめななみだだ たたみななめだ 余談。名前学んだよ。 よだん なまえまなんだよ いざ!異例な慰霊祭! いざ いれいないれいさい メカな空間が浮く眺め。 めかなくうかんがうくながめ まだ淡い明滅。命名は頭。 まだあわいめいめつ めいめいわあたま 靴は二歩。仄明るいシールがあの頬には付く。 くつはにほ ほのあかるいしいるがあのほほにはつく

          回り終えた心(回文)

          無人機

          外行くと人間がいて、人間は情報量が多くて怖い 機械には心が宿ることはない。そう心から信じた機械 その街で暮らしてるのが自分だけだとは知らずに僕ら過ごした