ツイッター上で信頼性の高い元ゴーストライターのロビンさん(@chiteki_robin)が昨晩ご紹介してくれた本があります。『人望が集まる人の考え方』by レス・ギブリン。

実は昨年10月にこの本を立ち読みし、まったく同じことを思ったにも関わらず本を置いた瞬間に忘れて実行に移していなかったことを思い出しました。自分への戒めを込めて、自分メモを共有します。

結論

人間関係を好転させる最も即効性のある方法は、自分の「隠れ資産」を気前よく相手に与えることだ。

与えることは大事（Giveの精神）とはよく目にしますが、実際、何を他人に与えることが最も効果的なのかが知りたいわけです。

『人望が集まる人の考え方』によると、その隠れ資産は与えても与えても失うことがないと言う。

カーネギー工科大学は1万人の工場労働者を綿密に調査し、成功の15％は仕事のスキルによるもので、85％は性格的な要因、とくに他人とうまくかかわる能力によるものだと結論づけた。

成功と幸福を導く要因の大半を占めるのが人間関係です。人間というものを知ることでよい人間関係を得ることができます。

すべての人が他人に何かを求めている。誰もが相手に好意を求め、自分を受け入れて道めてほしいと思っている。

よい人間関係とは、自分が望むものを手に入れることがそのまんま相手にとっても求めているものを与えるという状況です。

人間関係の極意とは、お互いの自尊心を満たすようなやり方で相手とかかわることだ。これこそが人とかかわって本当の成功と幸福を手に入れる唯一の方法である。

成功と幸福を手に入れるきっかけは人間の習性を理解することだったのです。

実践

すべての人を大切に扱えば、必ずよい人間関係を築くことができる

比較的当たり前のことですが、これが間違っていないと確信を持つことでより前に進むことができることでしょう。

何が得られるかを考える必要はない。それを気前よく与えれば、必ず何倍にもなって戻ってくるからだ。

私たちが無限に持っている隠れ資産とはなんだかもうおわかりですね。

世界中の人々が最も飢えているもののひとつは、自分の重要感である。つまり、すべての人は自分の価値を他人に認めてほしい、自分をほめてほしい、自分に気づいてほしいと思っているのだ。

・あなたは他人の価値を認める力を持っている。
・あなたは他人が自分を好きになるのを手伝う力を持っている。
・あなたは他人を受け入れて大切に扱う力を持っている。

なぜこのような効果があるのかは、人間の習性を理解することでわかります。

すべての人は自分の自尊心を大切にしてほしいと願い、それを傷つける人を敵とみなす。

人々はたいてい自分の自尊心を満たすために行動する

人間関係における物の道理とは、相手に正論を振りかざすことではなく、相手の自尊心を満たす方法を実行することだ。

人は自尊心が満たされてはじめて相手への配慮が生まれるのです。自尊心の低い人は些細なことに敏感で、ただでさえ低い自尊心の崩壊を恐れて態度を固くします。私たちは相手が相手自身のことを好きになるお手伝いをして差し上げればいいのです。

結論の結論

人間は相手の行動と態度に対して同じように反応するという心理学の法則がある。これについては神秘的な要素はないが、実行すれば驚異的な成果が得られる。

自分が求めているものを手に入れる唯一の正攻法は、正しい人間関係の技術をしっかりマスターすることである。

シンプルに、相手に示してほしい態度と行動を自分が取る。以上。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

水元英登より、心をこめて

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