『プリティーリズム・レインボーライブ ライブinクリスマス』を見てきた

(※注 ブログで書いていた『プリティーリズム・レインボーライブ』クリスマスイベントのイベントレポートになります。大筋では同じですが修正&当時のメモが発掘出来たので、そちらを参照しながら一部加筆してます)


『プリティーリズム・レインボーライブ』は今までも何度も取り上げる程度には大好きなので見に行ってきたのだが、二時間半ライブありトークありのイベントとしては面白すぎた!
 
構成としてはオープニングセレモニー→めが姉ぇの注意→キャスト登場でのトーク→生アフレコ→ライブ→アンコール→めが姉ぇで締め。
オープニングセレモニーはPrizmmy☆の『EZ DO DANCE』から始まり、i☆Risの『§RAINBOW』、そして第四クールのエンディングテーマになるPrism☆Boxの『ハッピースター☆レストラン』が初公開。
ダンスパフォーマンスという意味では実力が滅茶苦茶高いという話は友人から聞いていたけれど、初めて見るPrizmmy☆やPrizm☆Boxのパフォーマンスは本当に素晴らしかった。体全体を使ったダンスってこれほどまでにダイナミズムを感じさせるんだなぁ、と感心した。初公開である『ハッピースター☆レストラン』は特にそういう魅力に溢れていて、これだけ物凄いものを見た!という気分だったのだが、本番はこれから。

トークパートでは彩瀬なる役の加藤英美里、涼野いと役の小松未可子、福原あん役の芹澤優、蓮城寺べる役の戸松遥、森園わかな役の内田真礼、小鳥遊おとは役の後藤沙緒里、神浜コウジ役の柿原徹也、仁科カヅキ役の増田俊樹、そして速水ヒロ役の前野智昭が一斉に登場。鷲崎健が司会でキャストが選ぶ名台詞の発表に。
加藤英美里さんは速水ヒロの「情熱!熱風! スターライトキス」の「グンナイ!」。
小松未可子さんは15話(だったと思う)の涼野いとがおとはに向けて言った「紅茶をいれてくれ!」。誰に話を聞いてもヒロさんの話しか出てこなかったのでバランスをとるためにこのセリフにしたとのこと。
芹澤優さんは12話の福原あんの「もっと練習しておけばよかった!」。「今でも印象に残っている」と語っていた。
佐倉綾音さんは29・30話でりんねが口ずさんでいた「ジンギスカン」。編集指定まで入ってる上に裏話として「歌ってしまって本気で怒られた」という収録中のお話も飛び出していたり。あのセリフだけで色々演じ分けるのがひとつの挑戦だったという。
戸松遥さんは26話の「わかな、おと、愛してる」だそうで、会場からは「あー」という納得の声が上がっていた。
鷲崎さんに「小鳥遊さん」と呼ばれ「後藤です」と訂正していた後藤沙緒里さんは25話の「私はべるさんを癒やす香りになりたい」らしく、「自分もそういうことを言いたい!」とのコメント。
内田真礼さんは「あれあれ~?」と、序盤のわかなが嫌味っぽく言っていたセリフを名台詞に上げていたが、最近は性格が良くなったのか言わなくなってちょっと寂しいんだとか。会場では「あれあれ~?」を実演。物凄く嫌味っぽかった。
柿原徹也さんは「ボンゴレビアンコでいい?」。脚本中では別の料理名(鳥あんかけ)だったらしく「それはすぐに出来ないだろう」ということでパスタの名前を上げたらしい。「なぜボンゴレビアンコか」というと単に言葉の響きがエロかったから。
後藤さんが真面目にそれを受け止めていたり、柿原さんが物凄くエロティックに「ボンゴレビアンコでいい?」と発言していたりしたので、ボンゴレビアンコがしばらく卑猥な食い物として感じてしまいそうに。
前野智昭さんは速水ヒロの「はぅあああぅぁぁぁ」というたじろいだ時のセリフ。これも物凄く編集が入っていて、キャストの後ろに流れていた映像がヒロさんのたじろぎ動画集になっていたのが面白すぎた。一応文字では毎回微妙に違うらしく、そのへんも演じ分けているらしい。
増田俊樹さんは「バーニング!」と思いきや「バーニングソードブレイカー」の一連のセリフを取り上げていて、そのシーンに合わせて隣にいた前野さんとバーニングソードブレイカーの一連のやりとりを実演してくれていて、会場から笑い声が。「お前、自分のことめっちゃ好きやな?」という鷲崎さんのツッコミに「めっちゃ好きです!」と自信満々に返す増田さん。
ビデオ出演で森久保祥太郎さんが登場。名台詞には「ハピなる!」を、名シーンに32話のべるさんを受け止めるDJ Cooを上げていた。「ハピなる!」はテンション上がった時には思わずTwitterとかで呟いちゃうんだとか。

全体的にこのトークパートはヒロさん人気を再確認するトークだったかなぁという印象がありますね。
キャストの間でもヒロさんはやっぱり人気らしく話によく登るらしいんだけど、もうヒロさん関係で何かある度に前野さんが鷲崎さんに「謝れ!」と言われていてその度に前野さんが「ごめん、皆!」とヒロさんの演技で言うもんだから会場からはずっとキャー!という声が男女問わず巻き上がっていて、それに嫉妬した柿原さんが「俺もやりたかった!」と言い出すなど速水ヒロの愛されっぷりとアイドルとしての才覚を特に感じた。
前野さんの自己紹介中もずっと「ヒロー!」という黄色い歓声が上がってたぐらいで、会場にも黄色の薔薇を持ってきている人が多かった。
そのあとは生アフレコ!だけどその前にファンが選ぶ名台詞の発表が。
第一位が二つあって、ファンやキャスト陣の予想通り、 名台詞は速水ヒロの「見たかコウジ! お前の歌を一番上手く表現できるのは俺だ!!」と「絶対アイドル!愛・N・G!」に。前野さんに会場全体の視線が行っていたのが面白かった。
その後選ばれた名台詞を生アフレコで!という流れになったものの、登場したキャスト陣が遊びすぎていて前野さんがサビ直前で「ヒロ分身!」とアドリブ入れたり、柿原さんがエコーみたいなことをやり始めたりとやりたい放題。それでも演じきっていたのはさすがとしか言えない。
またガヤは会場全体から入っていたのも面白かった。
「作詞作曲は?」「ヒロー!!」や絶対アイドル!の「ヒロー!」「ヒロ様ー!」という歓声も会場全体から入っていて、ヒロさんを演じる前野さんが本当にアイドルのようだった。男女問わずキャーキャーと黄色い声が上がるキャラクターって滅多にいないような気がするので、ちょっとおもしろかった。
その後はスペシャルドラマとしてプリズムストーンでのクリスマスパーティーの様子をキャスト全員でアフレコ。
芹澤さんがセリフを間違えた結果、70メートルもの巨大ケーキが登場することになったり、男性陣がノリノリでアドリブ入れまくってキャラ崩壊しているキャラもいたりと「スペシャル」というだけに相応しい内容に。
特にヒロさんは登場するだけで笑いが生まれていたり、絶対サンタ!正体NG!などのアドリブで会場を大いに沸かせてましたね。さすがヒロさん。
また小松さんが手を滑らせて脚本を全て展開してしまった時には全員でフォローに回っていたり、キャスト陣の仲の良さとキャスト全体で共有している向き合い方を感じられる良い生アフレコだったかと。

その後はライブということで、彩瀬なるの『ハートイロトリドリーム』からマイソングメドレー。メドレーの締めはりんねの『gift』。
プリズムボーイ達は三人で『BOY MEETS GIRL』。その後はベルローズの『Rosetta Nebula』とハッピーレインの『どしゃぶりHAPPY!』。『どしゃぶりHAPPY!』ではキャスト陣によるプリズムジャンプ(ジュエルスピンX→スウィンギンハートリズム→100%ピュアピュアアロー)なんかもあって短いながらも要所は押さえたライブパートになっていたかと。
そして一旦閉幕ということでキャスト陣のコメントが一言づつあったけど、ちょっと増田さんはバーニング!とフリーダム!でトーク部分を乗り切り過ぎな気が。鷲崎さんも「それでいいのかお前は」みたいなコメントをしていた。
増田さんもそうだけれど、キャスト達全員がこの作品に対する熱い思いを語ってくれていて、「ああ、この人達ならこの先もきっと面白いに違いない」と確信しました。
アンコール。
アンコールで発表されたのはこのイベントのダイジェスト版が2月に出るデュオシングルに収録されるということ。
そして2014年4月に『プリティーリズム』がついに映画化!
ダンスシーンを中心に『レインボーライブ』だけでなく今までの『オーロラドリーム』や『ディアマイフューチャー』からも登場させるとのこと。会場全体から驚きとともに歓喜の声が上がっていたほか、キャスト陣も驚いていたので本当にサプライズ的な発表だったみたい。
最後は加藤英美里さん指揮のもと、全員で次回予告の「七色ハートではぴな~る!」で締め。最後まで増田さんが「バーニング!」叫んでいたなぁ。

全体としてはとてもいいイベントだったかと思います。
プリティーリズムシリーズは今までイベントらしいイベントに恵まれてこなかったけど、今回のイベントはライブパートはあれども大部分はトークパートで、スタッフやキャスト陣が『プリティーリズム・レインボーライブ』という作品について熱く語っていて「自分達が今まで見てきた物語を、キャストたちはどういう思いでやってきたのか」「そしてそのキャスト達がどういう人なのか」がちゃんと伝わってくる。
それが理解できたので安心してこの後を見ていられるな!と個人的に感じました。それだけで今回のイベントは見に行って良かった!と言ってもいい。

欲を言えばまだ聞いていない楽曲があるのでそれはライブで見たかった。だけど、「こんな人達がこれだけ楽しくやれる作品なんだ」とファンに感じさせたということは、ファンとスタッフとキャストが『プリティーリズム』を通じて思いをひとつにしているということなので。それは『レインボーライブ』が描いてきた「一つ一つの音が重なり合って音楽となった」という瞬間なんじゃないだろうか。少なくとも自分にはそういう風に見えた。

大体言いたいところはそんなところかな。
衣装については演じているキャラクターのイメージカラーをワンポイントで用いていたりしたのが良かったです。
内田真礼さんはわかなと同じ髪型+緑のリボンだったし、戸松遥さんはべるさんが着てそうな雰囲気のあるワンピースだったし。男性陣もそんな感じ。「私服じゃないんですよ!」と柿原さんが言ってたけど、だとすればキャラクターらしいコーディネートで、見ている側はとってもハピなる!でした。

そんなわけでお疲れ様でした。次があるなら是非また参加したいと思える良いイベントでした。
次は現地会場に行きたいな!

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