キンプリ

『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』オールナイト上映会に参加した

大阪梅田で開催された『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』のオールナイト上映会に騎空士仲間と一緒に参加してきた。
こういうイベントに参加する時は思考の整理も兼ねて毎回イベントレポートを書いているのだが、内容面では取り立てて語ることはないので面白かった事について何点か書いておく。

返事が良い

今回のオールナイト上映会は正式には「プリズムシャワー上映」と呼ばれており、コスプレやサイリウムありのいつもの応援上映会に「入場時に配られたグッズは使ってもよい」というルールを追加した特殊なものとなっている。
プリズムシャワー上映についての諸注意については映像があるわけではないので、注意事項については劇場スタッフが述べる形式が取られたのだが、オールナイト上映会に足を運ぶような人間は筋金入りのプリズムエリートばかりなので、注意事項が述べられるたびに「はーい!」と会場全体から返事が行われる状態になった。
劇場スタッフはまさか反応するとは思わなかったのか少し笑ってた。すまんな。

金が舞う

前述したように、今回のオールナイト上映会ではサイリウムの他に「入場時に渡されたグッズのみ」使用が許可されている。
二種類の紙吹雪(花弁とハート)と蜘蛛の巣銀テープはまだ普通なのだが、ミニ十王院札の存在でとにかく頭がおかしいことになった。
お金の話が出ると札が舞うのだ。
借金の話でも札が舞う。タイガが貯金箱のお金を数えているシーンでも札が舞う。何かあれば札が舞う。タイガのアルバムが出た時も札が舞う。
終盤に至ってはもう何かえもさを感じたら金が舞うような状態であり、もう「箸が転んでも金が舞う状態」としか言いようがなかった。
でも一番面白かったのは十王院カケルのプリズムショーだった。
元々このミニ十王院札はカケルのプリズムショーで登場したものなので、札が舞うのは至極当然のことではあるのだが、札が登場するサイリウムチェンジ後は尋常では勢いで劇場全体で札が舞うので実質3D上映である。
スクリーンを覆い尽くさんばかりに舞う劇場の宙を舞う札。
見ている観客達にも降ってくる札。プリズムシャワーというかプリズムマネー……。

気が狂ってた。

一斉に片付け

撒いた札や紙吹雪や銀テープは使用したら終わりというわけではない。
その後には片付けが待っている。では誰が片付けるのか?
決まっている。
劇場にいるプリズムエリート達全員である。

そういうわけで休憩のたびに片付けが行われていた。綺麗にすることがエリートの使命と言わんばかりである。足の踏み場もないほど紙吹雪や札が産卵していた劇場も、休憩時間が終わりに近づくと綺麗なものになっていく。
ここで片付けたものは休憩が終わるとまた使用されていく。同行していた友人は「使った量より回収した量の方が多いんだけど」と言っていた。
まあそういうこともあるよね……。
斜め前に座っていた女性の掃除を手伝ってたら、その女性から「札を投げて!経済を回していきましょう!」というパワーワードを頂いたからね……。プリズムシャワー上映は実質経済の縮図だったんですね……。

最後に言いたいこと

何もかも正気とは思えない上映会だったが楽しかった。
興味がある人は行った方が良いと思います。

プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。