貴方が『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』を見るべき7つの理由

1月10日に公開された『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』。もう既にご覧になられた方も多いんじゃないかと思います。

表題にもある「プリズムショー」とは歌とダンスとプリズムジャンプを組み合わせた架空のエンターテイメントのこと。
このプリズムショーに身も心も捧げ、見ている人を笑顔にするために頑張る少年達を描いた作品が『KING OF PRISM』という作品で、これまで映画二本に1クール12話のTVシリーズが一本制作されました。
今回のこの『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』は物語のクライマックスで使用されるプリズムショー(俗にいうライブパート)を集めた総集編映画で、「映画館でまたあのプリズムショーが見られる!」ということでファンにとっては本当の至高の時間なのですが、「TVシリーズは見たけど……」な人は「どんなものなの?」時になるんじゃないかなと思います。

そこで7つほど本作を見たほうがいい理由を述べていきたいと思います。
最初の映画の頃から「応援上映会」を想定して制作された作品なので、できれば応援上映会で見てください!

「天然ガスが出たー!」と叫べる

貴方は「天然ガスが出たー!」と叫んだことがありますか?
おそらく多くの日本人は「天然ガスが出たー!」なんて台詞を叫んだことはないでしょう。エネルギー関係に関わっていない限り、普通は「天然ガスが出たー!」なんて叫ぶ機会なんてないと思います。
私もありませんでした。『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』を見るまでは。

『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』では天然ガスが出るシーンがあります。
何を言っているか分からないと思いますが、本当に天然ガスが出てくるシーンがあるのです。そしてそのシーンでは観客達は様々な感情を込めて「天然ガスが出たー!」と叫ぶことが許されています。本当なんです。信じてください。

貴方がもし「天然ガスが出たー!」と叫びたくなることがあれば本作を見るべきでしょう。
天然ガスが出る映像を見ながら「天然ガスが出たー!」と叫ぶ。
今これを映画館で出来るのは『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』だけです。

心を自由に解き放てる

現代社会は色々面倒くさいものなので、普通に生きているだけでも様々なしがらみを抱える事が多いと思います。
しかし『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』は貴方を解放してくれます。そうです。仁科カヅキのプリズムショーです。彼の「FREEDOM」なプリズムショーが貴方を解放してくれるのです。
「FREEDOM」の歌に乗せて行われる仁科カヅキのプリズムショーは全てが素晴らしいの一言に尽きますが、「解放宣言」の力強さは貴方を解き放ってくれることでしょう。
「プリズムショーは超面白かっこいいぜ!」の言葉からも分かるように、プリズムショーが本来持つ面白さを教えてくれる仁科カヅキのプリズムショーを見るために映画館に行きましょう。

ダイスキな気持ちになれる

本作はKING OF PRISMシリーズ並びに『プリティーリズム・レインボーライブ』で使用されたプリズムショーを集めた総集編ですが、新作として一条シンの「ダイスキリフレイン」のプリズムショーが用意されています。
このプリズムショーが本当に素晴らしい!
一条シンの純粋で真っ直ぐな「ダイスキ」という気持ちと、「いつも応援してくれる人達」への感謝を込めた歌詞と、キャッチーなサビのダンス……。
中でも観客参加型の試みはもう楽しいですね。こんなことが許されるのはおそらく応援上映会の開催を前提とした『KING OF PRISM』ぐらいでしょう。
普通はそこまで踏み切れないんじゃないかなぁと思います。
最高に面白くて、楽しくて、「一条シンのファンになってしまうー!」というパワーに溢れたプリズムショーを、ぜひ劇場で御覧ください。

プリズム婚が出来る

『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』を見た人の10割が既婚者になっている事をご存知ですか?
そうです。本作を見るだけで誰でも簡単に結婚できるようになるのです。
貴方も映画館に行けばプリズムの女神に、互いを愛し、手を取り合い、支え合うことを誓えますよ!

語学講座を受講できる

『KING OF PRISM』という作品はインテリジェンスに富んだ作品なので、様々な事を教えてくれます。例えば王に選ばれたものはオレンジのフラミンゴの祝福を受けることが出来るとか、北斗七星はラテン語で「セプテントリオン」と呼ぶとか、そういう事を教えてくれるわけですが、そんな作品の総集編である本作では「語学講座」として二つの言語を学ぶ事ができます。
一つは英語。大和アレクサンダーがよく「Go to Hell!」と叫んでますね。英語は使われる事が多い言語ですので非常に役に立つことでしょう。
もう一つは青森の方言です。
おそらく映画を見に行って方言の講座を受けたことがある人はそんなに多くないと思いますし、実際に声に出して学ぶ事はないと思います。
そんな事ができる作品は『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』ぐらい。
本作を見て語学レベルを上げ、世界を旅できるほどの人間になりましょう。

王の誕生を見届ける事ができる

元々『KING OF PRISM』は、四年に一度開催される男子プリズムスタァ達の頂点「プリズムキング」を決めるための大会を描くべく制作された作品でした。
その物語は映画『PRIDE the HERO』を持って完結し、現在は一条シン達を主役とした物語が展開されていますが、そんなプリズムキングが誕生する光景がまた劇場で見ることができます! それも応援上映会という素晴らしい形で!
映像で「あっ、これはキングのプリズムショーだ」と分かる事ができるほど圧倒的な映像と、物語のダイナミズムを是非映画館で。

何度見ても楽しい気持ちになれる

ここまで色々と述べてきましたが、『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』でやっぱり素晴らしいのはルート分岐でしょう。
ランキング形式だとやっぱり「入らなかったプリズムショー」が発生してしまう。
そこで本作では惜しくも入らなかったプリズムショーを「毎週変わる部分」とすることで無理矢理解決しました!
その結果、「今回はどのプリズムショーが見れるかな?」という楽しみが生まれており、一度だけでなく二度、三度と通っても面白い映画となっております。
「一回見たしなー」と思った方も、ぜひ二回目を!
「二回見た!」って人は三回目に挑戦してみてください。

最後に

『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』は本当に素晴らしい総集編です。
何度も見るほど様々なことに気付くことができますし、多くの事を学ぶ事ができる。プリズムの煌めきをまた映画館で浴びる事が出来るのは本当に素晴らしいことですね。
貴方も一度見てみてください。

ところで札束バラマキ上映会はまたやらないのですか?
映像に合わせて観客が札束を宙に放り投げるせいで3D上映みたいになってるあの上映会、できるだけ多くの人類に体験して欲しいんですけど……。


プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。