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【リプレイ】『蜂竜の森 〜竜の蜜は危険なお味〜』

シナリオ、基本ルールの紹介


この文は「ローグライクハーフ」の公式d33シナリオ『蜂竜の森 〜竜の蜜は危険なお味〜』(作:ロア・スペイダー、監修:杉本=ヨハネ)のリプレイです。
出てくるキャラ:リナちゃん、ねこちゃん

基本ルール ↓

シナリオ↓


キャラクター(PC)紹介

リナ レベル13 吟遊詩人
技量点1/生命点8/幸運点4/従者点2
手1、手2:リュート(斬撃)/鎧:布鎧
特殊技能:【魔道具使い】【奏楽:プラーニュ】【奏楽:ギャップ】【奏楽:パストゥレル】
持ち物(MAX8):①ランタン、②軽い武器(打撃)、③弓矢
金貨0/食料1
歌って踊って戦える! アイドル(見習い)リナちゃん。
作者がアイドルも吟遊詩人もイマイチ分かっていないせいで方向性が迷子。

従者:①荷物持ちのもっちー
リナちゃんのファン第1号。荷物を持ってくれる。
装備品(MAX3):なし
   ②太刀持ちのタイチ
リナちゃんのファン第2号。リナちゃんの歌と踊り……ではなく、戦い方に魅力を感じて仲間に。

寝子 レベル13 怪物狩猟者
技量点2/生命点7/器用点5/従者点0
手1、手2:弓矢/鎧:布鎧
特殊技能:【宝物の獲得】【二刀流】【武器の切り替え】
持ち物(MAX7):①ランタン、②木盾、③ロープ、④軽い武器(斬撃)、⑤軽い武器(斬撃)
金貨15/食料1
リナちゃんの友人で護衛。お宝が大好き。

プロローグ的なもの
アイドル修行中のあたしことリナは、ファン第1号のダイオウウサギ・もっちーと、護衛をしてくれている ねこちゃんと一緒に旅をしていた。
今どきのアイドルは、歌って踊れるだけではだめなのだ。トークもできて、魔法も使えて、ドラゴンだって倒せるくらいでないと!(※個人の感想です)
とはいえ魔法は全然使えないし、楽器もまだまだ練習中。どちらかというと演奏は他の人に任せて、この武器にもなるリュートを振り回して戦いたい。……あれ? アイドルってなんだっけ???
ともかく、そんなこんなの旅の途中。ドラッチャン……違うな、ドラッツェンで新たなファンを獲得したり、なんかやばそうなドラゴンと戦ったりしたのだけど、ぶっちゃけ作者に書くだけの気力がなかったからバッサリ カット。
ドラゴンは倒したけど魔法を使えるようになりたいので、レベルアップのために旅は続く。色んな街に行って、美味しいものとか食べたい! ……じゃなくて、ファンも増やしたいし、新しい歌とか覚えたいな!
……話がどんどん逸れていく気がする。
あたしたちは今、冒険都市カラメールに来ている。というか、ここがホームのような気もする……違う、あれはまた別のリプレイ、別のあたしだ! このあたしは巨大樹には登っていない……!!
話を戻そう。なんでも最近、スズメバチとドラゴンの特性を持つ蜂竜とやらの群れが発見されたらしい。かなりキケンなやつで、そのせいで非常事態宣言が出されている。
ねこちゃんと「なんかやばそうなやつがいるらしいねー」なんて話していたら、共通の知り合いであるクックロッドがやってきた。彼は料理人で、あたしたちは『くーちゃん』と呼んでいる。くーちゃんはクリーチャーを使った料理を作ることが好きなのだが、彼の今回の目当ては蜂竜の王蜜(ロイヤルゼリー)らしい。それをあたしたちに採ってきてほしいとのことだ。
「知り合いの話だと、巣の外の蜂竜は凶暴だけど巣の中にいるやつらは殆ど襲ってこないらしい。うまく巣に入ることができればなんとかなると思う。頼めるかい?」
「まあ……いいよ。でもあたしも食べてみたいなあ」
「なら多めに採ってきてくれ。できるだろ?」
「まっかせといて! お肉の方が足りなくなっちゃうかもね!」

冒険開始!
①出目11 ツタが茂った道
森に入るとすぐに、ツタが生い茂る道を通ることになった。わしゃわしゃ、ガサガサとかき分けて進んでいると、なんとなくベタベタするし歩きにくいと感じる。
「ねえ、なんかベタベタしない?」
「このツタが原因にゃろね。ほら」
ねこちゃんが指さす先のツタからは何らかのネバつく液体が分泌されていた。
「妙に絡まると思ったら、これかあ……ねこちゃん、ナイフで切るとかできない?」
「絶対ナイフがベタベタになって大変なヤツにゃん……嫌にゃ……」
仕方がない。気合いで通るか……。

【器用ロール】リナ成功(クリティカル)

意外とツタのエリアは短かったらしく、気合を入れた途端にツタの道を抜けた。
「……え、終わり??」
「リナちゃん、何かいるにゃ」
ねこちゃんの声に振り返ると、脚が発達した二足歩行のトカゲのような生き物がツタに絡まっていた。
「動けないのかなあ……かわいそうに」

リナ食料1→0

助けてあげるとソレは嬉しそうに鳴いた。
「これはたしか……オルニト……にゃんだっけ」
「じゃあ『オルオル』か」
オルオルはあたしに懐いてくれたようだけど、残念ながら従者点がいっぱいで連れて行けない。逃がすことにした。
「ばいばい、元気でね」

②出目32 屍木しぎ
樹皮を纏った人間のようなモノがうろついている。ゾンビみたいだ。とても会話ができそうな雰囲気はない。
「どうするにゃ?」
「あれは敵じゃない?」
タイチから弓矢を受け取る。屍木がこちらを向いた。

第0ラウンド
リナ攻撃(弓矢)成功
寝子攻撃(弓矢)成功
屍木 出現数2→0

2人で矢を放つ。片方の屍木は逃げようとしたようにも見えたけど、勢い余って両方倒してしまった。そういうこともあるよね。

③出目22 蛇竜の女帝
歩いていると、楽しそうな女の人の声が上から降ってきた。
「ん〜、おいし〜っ!」
見上げると、上半身は女で下半身は巨大な蛇のクリーチャーが、木になった果実をそれはそれは美味しそうに食べていた。
片手には果実。もう片方の手には壊れた馬車を持っている。馬車をゆすって中の荷物を出しているようだ。おやつを食べる時のりにゃちゃんのように、中身がまだ入っていないか馬車を持ち上げて覗き込んでいる。りにゃちゃんはあれで袋に入っていた最後のおやつが顔面に直撃していたなあ……なんてぼんやり思う。
空になったらしい馬車は、ぽい、と投げ捨てられた。大きな破壊音が響く。捨てる先がこっちじゃなくてよかった。
馬車の残骸の近くには武器が落ちている。彼女が馬車に入っていた宝石に夢中になっている隙に、そっと近づいてみる。
「これ……持っていっても大丈夫かな……?」
「キラキラしてないモノには興味がないみたいにゃね。持ち出すなら急ぐにゃ」

「ランス(騎乗槍)」:両手武器(【斬撃】)を手に入れた!

④中間イベント
花が咲き乱れる場所に出た。なぜか所々で炎が上がっている。
「なんにゃ、あれ……!?」
見ると、長いツノのカブトムシと大きな蜂が戦っている。……と思ったら彼らは人型に変身した。
「なになに、ヒーローショー!?」
「そんな平和なモノには見えにゃいよ!? あと、世界観違くにゃい!?」
蜂の方が構えたシールドに生えている針から炎が放たれる。この辺が燃えてるのってアイツのせいか!
カブトムシの方はランスで炎をかき消しながら竜人たちを逃がそうとしている。竜人の1人があたしたちに気づいた。
「あんたたち! ここは危険だぞ!」
その言葉に反応するように、蜂がこちらを向く。……なんで針をこっちに向けるかなあ!? あたしたち関係なくない!?
「リナちゃん、来るにゃ……!」
やるしかない!

第0ラウンド
リナ攻撃(弓矢)失敗(ファンブル)
寝子攻撃(弓矢)失敗(ファンブル)
(戦う従者がいないので敵の炎攻撃はなし)

速い……!!
あたしたちの矢はたやすく避けられてしまった。

第1ラウンド
リナ攻撃失敗
寝子【武器の切り替え】発動
器用点5→4
寝子攻撃成功(クリティカル)、失敗、成功
蜂竜生命点5→3

タイチからリュートを受け取り攻撃したが避けられた。それでも、避けたところに ねこちゃんがうまいこと攻撃を当ててくれた。結果オーライ。

リナ防御成功(クリティカル)
寝子防御成功、失敗
寝子生命点7→6

第2ラウンド
リナ攻撃成功
寝子攻撃成功(クリティカル)、失敗、失敗
蜂竜生命点3→1

リナ防御成功、成功(クリティカル)
寝子防御失敗(ファンブル)
寝子生命点6→5

「いっったいにゃ!!!」
ねこちゃんを攻撃した後、蜂竜の構えが変わった。あれは多分、突撃してくる気だ。

第3ラウンド
リナ攻撃成功
蜂竜生命点1→0

「させないッ!」
やばげな攻撃なんて、させないうちに倒してしまえばいいのだ。
あたしはリュートで思いっきりぶん殴る。このリュートは刃がついている【斬撃】特性の武器なのだが、つい殴ってしまった。本来想定されていない使い方だけど大丈夫かな……
蜂竜はその場に倒れて動かなくなった。
カブトムシの騎士がこちらに来る。
「すまない……助かった。君たちがやつの気を引いてくれている間に怪我人を安全な場所まで連れていけた。ありがとう」
「……アイツ、ワタシに何か恨みでもあったかにゃ……痛い……」
そういえばこの戦いで負傷したのはねこちゃんだけだ。
「その……災難だったな……」
「うにゃ……」
ヘラクレスナイトというらしい彼と別れて森を進む。

⑤出目13 清流の主
足元を綺麗な水が流れている。進んでいくと、魚の影が見えた。1匹だけ、他と比べてかなり大きい。
「見て見て、おっきいよ!」
「本当ですね。ヌシというやつですかね」
もっちーもあたしも、他の2人も全員油断しきっていた。それは一瞬のできごとだった。

〈弱いクリーチャー〉の従者1体(ランダム)→もっちー
もっちー【筋力ロール】失敗(ファンブル)

ヌシが、もっちーに近づき噛みついた。そしてそのまま引きずり込む。
「えっ? ……うわっ!」
誰の手も届かなかった。全員完全に油断していて反応が遅れた。ほんの少し前まであんなに和やかに話していたのに。
「もっちー!? もっちー!?!?」
ヌシはあっという間に姿を消し、影も見えなくなった。
「リナちゃん……」
ねこちゃんは静かに首を振った。諦めろと。
初めてファンだと言ってくれたもっちー。ドラッツェンで重たい野営道具を持ってくれたもっちー……
「……ごめんね」
先へ、進む。

⑥出目31 ダンドラゴン
もっちーのことを引きずってしまい俯きがちに歩いていると、ねこちゃんが「あにゃ」と声を上げた。見ると岩や倒木が道を塞いでいる。
「これは……押したら動くかにゃあ……あ、動きそう」
ねこちゃんがちょっと触っただけでも動きそうなら、2人で押せばなんとかなるだろう。タイチも手伝ってくれたので、障害物をどかすことができた。
「……うん?」
何かいる。黒くて半円形のナニカ。全部で5体。
ソレらはモゾモゾと歩いていたが、こちらに気づいたのか転がり始めた。
「何アレ……ラング□トラ?」
「伏せきれてないにゃ……どちらかというとダンゴムシじゃにゃい?」

反応 【敵対的】

最初はこっちにこないから、逃げるのだと思った。でも様子が変だ。あっちへこっちへ、さっきどかした岩や木、それからお互いにぶつかり合って動きが読めない。しかもどんどん速くなってる!
「え、え、ピンボール!?」
「これは倒さにゃいと通れそうにないにゃ……」

第0ラウンド
リナ攻撃(弓矢)成功
寝子攻撃(弓矢)成功(クリティカル)、失敗(ファンブル)
ダンドラゴン出現数5→3

第1ラウンド
リナ防御成功(クリティカル)、成功
寝子防御成功

リナ攻撃成功
ダンドラゴン出現数3→2 逃走

これ以上速くならないうちに仕留める!
3体倒すと残りは転がりながら逃げていった。
正直そこそこのスピードで転がってくるのはちょっぴり怖かった……。
「リナちゃん!」
「うん?」
振り返ると、ねこちゃんが丸太を担いでいた。
「丸太は持ったにゃ!?」
「持ってくの、それ!?」
ねこちゃんのカバンはもうだいぶパンパンのはずなのに……いや、カバンに入るのか???
……入った。四次元カバン……。

「丸太」:両手武器(【打撃】)を手に入れた!

⑦出目12 蜂竜遭遇
小型の蜂竜が、おでこに宝石のついた大きなトカゲの首に噛みついている。トカゲは悲鳴を上げて暴れていたが、すぐに動かなくなった。切り離されたトカゲの首が転がる。

【魔術ロール】リナ失敗(ファンブル)

「……うわ」
思わず漏れた声に、蜂竜たちがこちらを見る。やば……。

第0ラウンド
リナ攻撃(弓矢)成功
寝子攻撃(弓矢)成功
蜂竜 出現数4→2 逃走

慌てて矢を放つと、生き残った蜂竜はトカゲの体を持って逃げ出した。ちゃんとそれは持っていくんだ……。
「にゃあ、リナちゃん。この宝石……」
蜂竜が戻ってこないか気にしていると、トカゲの頭をいじっていた ねこちゃんが声をかけた。
「どしたの?」
「取れたにゃ」
「え」
ねこちゃんの手の中には緑色の小さな宝石がキラキラと光っていた。
「リナちゃんが持ってくにゃ? ワタシはもう、カバンがギリギリで……」
「あ……うん」
こんな時もっちーがいてくれたら、なんて考えてしまって軽く涙目になるけど、気合いで涙を引っ込めて宝石を受け取る。
「むぅ……おなかが減ったにゃあ……ちょっとおやつ食べていいにゃ?」
ねこちゃんはサンドイッチを食べ始めた。あたしのはオルオルにあげちゃったし、まだおなかは減ってないから大丈夫。……それでも食べてるところを見てると少しだけ何か食べたい気持ちになってくる。『蜂竜の王蜜』を採れたらくーちゃんが美味しいものを作ってくれる……たくさん採れれば少しくらい食べられるかもしれない。ああ、おなかが減ってきた……。
「リナちゃーん?」
「あっ!? えっ!?!?」
「あー……いや、食べ終わったにゃ」
「ああ! うん!!」
「……ちょっとくらい分けてあげるべきだったにゃ?」
「え!? いやいや、大丈夫だからっ!!」
ぼんやりしてたら、めちゃくちゃおなかがすいていると勘違いされてしまった……。

⑧最終イベント
遠くに何かとても大きいモノが見えた。近づくと、ソレはとんでもなく大きいスズメバチの巣のようだった。上の方、どうなっているんだろう……。
入口らしき穴から3体の蜂竜が出てきた。「死んでも通さん」という雰囲気を感じる。まあ通るんだけど。

第0ラウンド
蜂竜1d6→1、2、4 攻撃なし

リナ攻撃(弓矢)成功(クリティカル)、失敗
寝子攻撃(弓矢)成功(クリティカル)、失敗(ファンブル)
蜂竜 出現数3→1

第1ラウンド
リナ攻撃失敗(ファンブル)
寝子【武器の切り替え】発動
器用点4→3
寝子攻撃失敗(ファンブル)、成功
蜂竜 出現数1→0

最後の1体の迫力に気圧されてしまったけれど、2対1でなんとか倒した。アイツだけ矢も当たらなかったし、もしかして隊長だったとか?

巣の中に入る。妙に柔らかい地面。散乱する壊れた馬車や鎧や武器など。六角形のタイルが張られたような壁には蜂竜がびっしり……ヒェッ。
巣の中心には光る水たまりがある。天井から垂れ下がっている柱から雫が落ちるたびに、甘い香りが漂う。まだ何も口に含んでいないのに、匂いだけで口の中が甘さでいっぱいになる……。あれが『蜂竜の王蜜』だろう。
甘い香りに誘われて、ふらふらと近づく。もう花に引きせられる虫みたいな気分だ。
突然、壁が赤く光り、地面が揺れた。赤いのは眼だ。壁から巨大なスズメバチが出てくる。
「女王にゃ……!」
「え、今からあれと戦うの!?」
「そうは言っても、ここまで来といて逃げる気にゃ!?」
「それは……そうだけど……!」
体が巣の殆どを占めるくらい大きな蜂と戦うなんて聞いてない!!

第0ラウンド
「丸太……丸太……」
「ホントにソレで戦うの!?」
「丸太は万能にゃの!」
どういう信頼???
「……ソレ、1人で持てる? あたしこのランス使いたいんだけど」
「……ちょっと待つにゃ……?」

「丸太」は特殊な武器で、複数のキャラクターが共同で使用する。攻撃回数は1回で、代表者1体が【攻撃ロール】を行う。代表者以外のキャラクター1体につき【攻撃ロール】に+1の修正を与える。
敵の生命点に(1点ではなく)2点のダメージを与える。

「……審議!!!」
「……代表者以外のキャラクター1体につきボーナスということは1人でも持てるのでは? ……」
「……複数のキャラクターがって明言されてる……」
「……つまりこれは……」
「……」
「……」
「……却下!! ……あーでも、どうせどの武器でも戦闘描写できないからそれでもいっか……」
「急に作者目線!! ……で、どうするにゃ?」
「分かった、それでいこう。あたしが後ろでサポートする? ね」
正直どこをどう持ったら ねこちゃんが戦いやすいのかサッパリ分からないけど、そこはダイスに反映されないと信じて。……ごめん、作者が疲れてきてて発言が若干メタくなってきてる……え、最初から?

第1ラウンド
寝子攻撃成功
女王 生命点7→6

寝子防御成功
蜂竜防御失敗
蜂竜 出現数6→5

女王の見境のない攻撃で、近くの壁にいた蜂竜が叩き潰された。

第2ラウンド
寝子攻撃成功
女王 生命点6→5

寝子防御成功
蜂竜防御失敗
蜂竜 出現数5→4

第3ラウンド
寝子攻撃成功
女王 生命点5→4

寝子防御失敗(ファンブル)
寝子生命点7→5
蜂竜防御失敗
蜂竜 出現数4→3

「うにゃっ!」
女王の巨大なかぎ爪がねこちゃんを掠めた。
「大丈夫!?」
「平気にゃ!」
壁の蜂竜が切り裂かれた。彼らは少しずつ距離を取ろうとしている……。いなくなってしまったら、女王の攻撃は全部こっちにくる……!?

第4ラウンド
寝子攻撃成功
女王 生命点4→3

女王が体を震わせ始めた。熱を帯びているようだ。蜂竜の巣は熱に弱いんじゃなかったっけ? 気のせいだと信じたい。

寝子防御失敗
寝子生命点5→3
リナ防御成功(クリティカル)、失敗
リナ生命点8→6
蜂竜防御失敗
蜂竜 出現数3→2

女王の攻撃回数が増え、2人まとめて吹っ飛ばされた。熱い。痛い。

女王 生命点3→2

女王も熱で消耗しているようだ。そのまま自滅しちゃえ。……その前にあたしたちが倒れなければいいけど。

第5ラウンド
寝子攻撃成功
女王 生命点2→1

寝子防御成功(クリティカル)、失敗
寝子生命点3→1
リナ防御失敗(ファンブル)
リナ生命点6→4
蜂竜防御失敗
蜂竜 出現数2→1
女王 生命点1→0

女王は自分の熱に耐えきれなかったようだ。悲鳴を上げて倒れ、動かなくなった。
「やった……かな! ……フラグじゃないよね?」
「そこは『やった』と言い切ってほしかったにゃ……もう遅いけど」
それにしても暑い。女王は倒したのに……。
「……ああっ!?」
巣が燃えている。女王の熱のせいだろうか。みるみる燃え広がっていく。
「やばいにゃ、早く出るにゃ!」
「でも蜂竜の王蜜が!」
「言ってる場合にゃ!?」
天井の柱から大きな雫が落ちた。

『蜂竜の王蜜』を1つずつ手に入れた!

「これでいいにゃ、急ぐにゃ!」
「でもこれじゃ足りない!」
「ワタシは先に行くにゃよ!?」
「いいよ。行って」
「……ああもう! 何個採ればいいにゃ!?」

リナ 追加3個
寝子 追加2個

リナ【幸運ロール】 失敗
リナ生命点4→3
寝子【幸運ロール】 ……失敗(ファンブル)!
寝子生命点1→0

「急ぐにゃ!!」
ボタボタと蜜やら天井の一部やらが落ちてくる中を駆け抜ける。
もうすぐ出口だ。
「あにゃッ」
背後で小さな声がした。べちゃ、と倒れる音。
外に出て振り返る。起き上がろうとするねこちゃんの真上の天井が、落 ち る──

誰かがあたしの手を掴んだ。
「しっかりしろ! なるべく口を押さえて!」
大きなカブトムシがあたしとタイチを乗せて飛び上がる。
「離して!! まだねこちゃんが!!! いや!!!」
暴れるあたしをタイチが押さえた。
「無理です!! あれを見れば分かるでしょう!!!」
巣は最早火の山だ。でも……でも!
それからのことは、おぼえていない──

リナさんの心は壊れてしまった。
竜人たちに手当てをされながら、「あたしのせいだ……あたしが よくばらなければ……」と呟いていた。
それから僕やヘラクレスナイトさんたちが何を言っても反応しなくなってしまった。ただいつまでも「ごめんね……」と繰り返すばかりだ。
カラメールに帰るとクックロッドさんが待っていたが、リナさんの様子を見て『蜂竜の王蜜』どころではないと思ったらしい。彼も寝子さんの友人だというからショックだろう。
僕たちの旅は終わってしまった。

◇◆◇

久しぶりのリプレイがバッドエンドだった……
ごめんね、ねこちゃん……作者が欲張らなければ……
いや、ねこちゃんはやめとこうと思ったんだ、リナちゃんだけにしようと。でもねこちゃんが自分もやろうと言い出して、作者も技量点2あるしと思っちゃって……

ただ、この「怪物狩猟者で技量点2でこの能力でこの装備」のねこちゃんは死んでしまったけれど、別のたとえば盗賊のねこちゃんとか、怪物狩猟者だけど技量点1のねこちゃんなんかは別の存在という扱いなので、今後のリプレイにも出てくるかもしれません。

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