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「なーんだ、ずっと自炊してた」と安心させてくれた本

noteご覧くださればすぐ分かりますが、おいしい食べ物がすきです(食べ物の好みは超ハッキリしてるけど)。

好き嫌いが多いからか、ズボラそうに見えるからか(たぶん後者)、周りからはめっちゃ料理下手に思われてますが、実は料理するのも嫌いじゃないです。苦手なのは後片付け。
図工みたいで楽しいから餃子つくるのも好き。忘年会で当たったホットクックで、一時期、無水カレーばっかつくって食べてたこともある。

(↑おびごはんを見て、頑張って再現した「ごはんに合うマッシュルームのクリームシチュー」。自分のどストライクの味でした)

ただ、スーパーが開いている時間に帰れないとか、一人分を作ったあと忙しい日(または飲み会)が続いて食材を腐らせるのがいやとか、そんな理由で積極的にはしていない。

あと「料理してます」って言うと、みんななんかすごくハイレベルなものを想像しているような気がして、言いづらい。だから「調理ぐらいはしますよ~」ってごまかしてきました

そんなわたしに「自炊してるよ!!だいじょうぶ!!」って励ましてくれるような本でした。白央篤司さんの「自炊力」。ずっと前に買ってたのに、ようやくnote投稿できた…!!

白央さんは「コンビニでプチトマトを買い足すのだってOK」「コンビニパスタに冷凍野菜を加えてレンチンでも自炊」って言ってくれる。えぇ、いいんですか…!

できるだけ健康に過ごしていくために、「バランスよく食べる」ってやっぱり大事なこと。家族の中に「料理担当」をしてくれる人がいたとしても、ひとりひとりに「自炊力」があった方がもちろんいいもんね。
そしてその行動が、(「やんなきゃ…」みたいな重さとか義務感じゃなくて)気持ちが沈まないかたちで続くとさらにいいなーって思う。

「自炊力」のアドバイスの中ですっごい「分かる!!」って腹落ちしたのが、自炊力を高めるために「料理研究家のファンをつくる」ってところ。

わたしにとってはこれは白央さんだなぁ。

白央さんの記事を読むようになって、料理に興味がわくようになった。これまでだったらナンプラーなんて買わなかったし、お味噌汁にサバやイワシの水煮缶を入れるなんて挑戦はしなかっただろうから(白央さんは料理研究家ではないとおっしゃってるけど、わたしにとってはあんまりその分類は意味ないので…笑)。

白央さんがツイッターや記事で紹介しているメニューやレシピは、シンプルでおいしそうで、わたしにも気軽にトライできそうで。「冷凍野菜を活用しよう!」って記事を発信してくれた時には「やったー!」って思った。

興味がわいたからって、パパッと料理が作れるわけでもないし、料理の好き嫌いはなかなか無くならないけど(注※これは、幼い頃にとっても美味しい料理を作ってくれていた母のせいでは全くなくて、「これ大好き!」と思ったメニューを「毎日でもいいから食べていたい」というわたしの個人的な性格によるもの。毎食グラタンでもいいし、辛いモノが苦手なのでお寿司はサビ抜きがいい)。

「自炊力」を読んだら、「栄養バランス考えてスーパーで買い物できるし、野菜も果物もキノコも十分とってるし、わたし、これでもいいじゃん」って、すっごい楽になったな~。

白央さんがどんな思いで本を書かれたのかは、わたしの大好きな先輩記者(いつもおいしいお店を紹介してくれて、「うんうん」って若手の話を聞いてくれて、愛情たっぷりに同僚のコンテンツを編集してくれるステキなひとです)の記事でぜひ読んでほしいです。

本の最初の方にカラーで紹介されているレシピも、簡単そうなのにおいしそう。豆乳のスープはヘビロテの予感(というかすでに何度も登場…)。

自分の好きな味を自分でチャチャッと作れるようになるというのは、イコール好きな時に食べられるってこと(もちろん自分に余力があれば…だけど)。これって、食いしん坊やおいしいもの好きにとってはかなりテンション上がることだよね。
ゆるゆる自炊力高めたいなぁー

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