癖を読む

リアル麻雀をしていると人の動き・挙動から情報が読み取れることがある。今回は個人的に思うリアル麻雀特有の読みを紹介する。

なお普通に全く該当しない人の方が多いのであてにはしないほうがいい。文中で〜の可能性が高いとか低いとか書くがそんなことよりも重要な情報は山ほどある。ふーん、というテンションで読んでほしい。

どちらかというと自分がこういう行動をしていないかを思い返してみると良いかもしれない。

ある時点から明らかにツモ切りのスピードが速い・強い

割とよくいるタイプ。鳴いた状態でツモ切りが異常に速かったり強打だったりする。テンパイかイーシャンテン。多くの場合押し加減や副露数、巡目的に誰が見てもテンパイだろって状況でやったりするのでやっても問題ないことが多い。がやらないに越したことはない。あと完全にこの状態の人が手出しで黒5を切ってきたら赤5との入れ替えの可能性が高い。

手から2枚を右端に持ってきてからその牌を切る

トイツ落としかターツ落としの可能性がかなり高い。その瞬間はテンパイでないことがほぼ確実になる。終盤ダマで誰かが張っているかもしれないみたいな状況でやってしまうと相手を楽にすることがあるのでやらないようにしよう。結構癖になっている場合がある。

またベタオリの際のトイツ落としでもありがちでごく稀に狙撃できることがある。

小手返しや裏返してカチャカチャ入れ替えて出てくる牌が不要牌

要はその2枚の片方のみ必要となるケースは少なく、片方切られた時点でもう1枚も不要牌の可能性が高いのでテンパイではない可能性が高い。

3以上の奇数単位での理牌

確実ではないが七対子の可能性が薄まる。3枚以上の大きい単位での理牌はメンツやブロック単位で行なっていることが多く、七対子だとその動きになる可能性が低くなるため。両手でがっつりブロック位置を入れ替える人がたまにいるがこれだとさらに七対子の可能性が薄まる。

19が出てくる場所

右端から3番目から9が出てくると右端2枚に字牌を持っている可能性が少し上がる。特に右端に字牌を置くのが癖になっているっぽい人に対しての読み。アガリ形を見て普段から右端に置いているタイプに使う。同様に左端から3番目から1が出てくると左端に字牌がある可能性がちょっと上がる。3枚なら暗刻だったりする。

28が出てくる場所

右端から8が出てくると9を持っている可能性が下がる。同様に左端から2が出てくると1を持っている可能性が下がる。

配牌から即2つ取って右端に持っていく

アルティマなど自動配牌で配牌が上がってきて即特定の2枚を右端に持っていく動き。その2枚は字牌トイツの可能性が高い。

鳴いた牌のすぐ隣の手出し

例えば6を57でチーして5があった左隣から3が出てくると4を持っていない可能性が高い。357から6をチーして打3とした形だ。56と晒して左隣から2が出てくると34を持っていないなど応用も効く。比較的よく見られ、重要な情報にもなりやすいので気をつける。

逆さ萬子への反応

リーチ中に他家が切った牌が逆さまの萬子で、さらに指離れが悪いと萬子の数字部分が一瞬見えないことがある。そこにビクッと反応してしまうと萬子待ちであることが分かったりする。萬子以外にも逆さまの3sと4s、6pと7pもこれに当たる。逆さまで指離れが悪いのはそうなってしまったのなら仕方ないが普通に悪用厳禁で絶対に意図的にやってはいけない。

手出し後自分が鳴いた牌を一瞥する

役の確認や符計算の確認をしていてテンパイの可能性が高い。手出しした直後に確認しているとその順にテンパイしてたりする。これは該当者は稀だと思うが一度癖になるとなかなか抜けなかったり毎回やってしまったり自覚していなかったりする気がしている。

リーチ直前のテンパイ確認が長い

一度宣言牌を右端に持ってきてから確認したりする。単純両面の可能性が下がる。複雑な形だったりする。おそらく19の危険度が下がる。

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