当院の滅菌システム
当院の滅菌システムは、世界一厳しいと言われるヨーロッパ規格EN13060の最高基準「クラスB」の条件を満たしたLisaという滅菌器を導入しています。
歯科の治療において、滅菌は言うまでもなく極めて重要なファクターです。当院ではリニューアル時からクラスB滅菌器を導入しております。
現在の日本では、一般の歯科医療機関でのクラスBの滅菌器の導入率はわずか数%程度と言われています。 水野歯科医院はそんな数少ない日本の歯科医療機関のひとつなんです!
では、クラスBではどんなものが滅菌できているかと言いますと、
①筒状の器具
②多孔質物
③一重包装された器具
④二重包装された器具
なのですが、特に
筒状の器具の滅菌はクラスB以外はできません!
つまり当院では、クラスBの滅菌器を導入していない歯科医院で通常行われる滅菌よりもワンランク上の滅菌を行っているのです!
これにより患者様は、
①より感染しにくい環境で安心・安全な治療が受けられる
②完全な滅菌が比較的短時間で行えるため、治療サイクルに支障を来たさずゆとりのある治療が可能となる
等のメリットあげられます。
また、これにより院内感染予防の質を大きく上げることができました!
ところで、滅菌と殺菌・消毒の違いってご存知でしょうか?
滅菌とは、『すべての細菌やウイルスを物理的、化学的手段を用いて死滅させるか完全に除去すること。』
(厳密に言うと『滅菌処理後に滅菌された器具に微生物の生存する確率が100万分の1以下になりほぼ無菌といえる状態』の事を言います。)
殺菌・消毒とは、『人体に有害な細菌やウイルスの感染性を物理的、化学的手段を用いてなくすか、菌量を少なくすること。 』
とされています。
つまり、
殺菌や消毒にはまだ微生物がいる
という事です。
一方滅菌は字の如く徹底的に微生物を滅殺しています。
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