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もうすぐ今年が終わる、やり残したことはないかい? #呑みながら書きました

 ひさしぶりに真っ白なnoteに向かっているけれど、野球以外のことを書こうとしたら、何も浮かんでこない。
 きっと身も心もドラゴンズブルーに染まっていて、うっかり指を切ってしまったら青い血がにじむにちがいない。いつからわたしは、そんな純粋な人間になってしまったんだろう? もっと不純物だらけの人間だったにちがいないのに。

 10月も11月も下書きばかり。12月に入って深呼吸したら、呑み書きだっていうじゃないですか。ハッとしたよね。シーズン中の呑み書きは2回ともおサボりしてしまって、3月以降ご無沙汰してる。というわけで、ひさしぶりの呑み書きに参戦するぜ。一筆書きなので、誤字脱字はごめんなすって。

 今夜もノンアルビールだけど、今年ほどこれを飲んだ年はないって断言します。もちろん大島さんの2000本安打を見届けたくて、夏にはドームに住んでるのかってくらい、球場に足を運んだってことも関係あるかもしれん。ってか、むしろ大蟻。いや、大きな蟻は怖い。噛むもん、あいつ。大アリな。字面だけ見ると大アサリに見えるのはちょっと置いとく。うまいよね、あいつ。

 ビール命党の人たちには、このうまさはわかりますまい。大アサリじゃなくてノンアルの話よ。みんな「ノンアルだもんなー」とかなんとか言って、ノンアルのポジションの低さったらないんだよね。
 なんてったって、わたしにはビールは命の水ならず、心臓バクバクお目々くるくる、命を危険にさらす水なので、夏の殺人的な暑さのなか汗をふきふき球場にたどり着き、座席に行く前に焼き鳥とともに買ったノンアルのほろ苦い、黄色いシュワシュワののど越しは、たまらんうまさなのですよ。たまに、売店で受け取ってすぐに一口いってしまうときさえあります。
 かけつけ一杯、ノンアルぷはーっ! かぁぁああ、うまい! ほんとたまらん。

 

 

 でも、「球場に足を運んだから」ばかりではなかったんですよね。“竜党”いわゆるドラゴンズファンの仲間との呑み書きならぬ、呑みながら観戦しましたでのノンアルぐびぐび。
 勝っていれば、得点したりファインプレーが出るたびに、ハイタッチごくごく、おかわり! 負けてるときも、「いやもう、頼む!打って!お願い!」とお祈りぐびぐび、おかわり!
 仲間たちとにぎやかに呑みながらの観戦、試合中盤以降はスリーアウトチェンジになるたびに変わるがわるトイレ通いです。いやねぇ、もう。ノンアルでも、飲んだら出るのよ。

 ひとりで家でスマホを握りしめながら、ナイター観戦するのももちろん楽しいのです。ピッチャーの投げる一球一球を見ながら、次はまっすぐかな、落とすかな。インコース振ってきたから、次はどこ狙うかな…などと考えてるのは、本当に楽しい。SNS上にいる顔も知らない仲間たちと、同じ画面を見ながら一喜一憂するのも、昔では考えられない楽しみ方です。

 それでも、顔見知りになった仲間や、仲良くなったりした気の合う友達と呑みながら観戦するのは、ひとりとはまた別の楽しみがあります。おしっこ行きたくなるけどね!

 そして、球場の大歓声のなかで、声を張り上げながら応援歌を歌うあの瞬間は、もっとずっとわたしにとって楽しい時間です。学生の頃、ナゴヤ球場の外野席で歌っていたのとはまた違う感覚。近くの席の顔も知らないファン達とハイタッチを交わしつつ、足もとのカップホルダーからこぼさないようにそっとカップを持ち上げて呑みほすノンアルは、最高においしい。

 だからこそ、ついつい呑みすぎてしまうのです。ノ・ン・ア・ルだけどね!笑
 あれ? おかしいな。純度の高いわたしの血は青いはずだけれど、いま切ったら、もしかしたら黄色いしゅわしゅわが出てくるかもしれなくってよ。ほほほほ。

 

 

 呑みながら書くのは楽しい。
 そして、やっぱり書いていると楽しい。
 書きたいことはいっぱいあるけれど、何から書こう?

 

もうすぐ今日が終わる
やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい
燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい

かりゆし58「オワリはじまり」

 

 もうすぐ今年が終わる。
 やり残したことはないよ。
 尊敬する選手と大好きなドラゴンズを応援して応援して、声を涸らして応援して、命を燃やして、一生忘れないような出来事に出会えたよ。会いたい人たちに愛にいく旅をして、愛する人を祝う旅をして、かけがえのない時間をこの胸に刻み込んだよ。
 幸せいっぱいの、わたしにはもったいないような1年だったよ。

 

 

 あ、やり残したことあった!
 あのnoteを仕上げて、今年を終わりたい。
 思いきりやり残したことあるやん! がんばれ、わたし!


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