Azureのデータベースの種類及びその操作方法

初めまして、みずぺーといいます。
このnoteを機に初めて私を知った方のために、箇条書きで自己紹介を記述します。

  • 年齢:28歳

  • 出身:長崎

  • 大学:中堅国立大学

  • 専門:河川、河川計画、河道計画、河川環境

  • IT系の資格:R5.4基本情報技術者試験合格💮、R5.5G資格

本日は自然言語処理を行ううえで必須である言語のベクトル化の方法について解説します。

ここではRDBMSとその操作方法について解説します。

RDBMSとはリレーショナルデータベース管理システムのことです。

またその際には言語を用いてデータの操作やクエリを行う必要があります。
その時に使われる言語がSQLです。


SQLとは

SQL(Structured Qeuery Language)はリレーショナルデータベースの管理システムでデータの操作やクエリを行うための標準言語です。

SQLはデータベース内のデータの作成、変更、取得、削除などの操作を実行するための構造化されたクエリ言語を提供します。

SQLにおけるDBへの命令

ここでDBに対するSQLでの命令は、パソコンに対するプログラミングでの命令と同じなのでしょうか。

結論から言うと、プログラミングとSQLの命令の構造は同じですが、名前が違います。

プログラミングとSQLにおける命名機側の違い

プログラミング:ファンクションとプロシージャ

SQL:ストアドファンクションとストアドプロシージャ

SQLを使用した操作

ここでは具体的にSQLを使用した操作の例について紹介します。

1.データベースの作成

CREATE DATABASE dbname;

新しいデータベースを作成します

2.テーブルの作成

CREATE TABLE tablename (
    column1 datatype1,
    column2 datatype2,
    ...
);

新しいテーブルをデータベースに作成します。

3.データの挿入

INSERT INTO tablename (column1, column2, ...)
VALUES (value1, value2, ...);

テーブルに新しい行(レコード)を挿入します。

4.データの取得(クエリ)

SELECT column1, column2, ...
FROM tablename
WHERE condition;

テーブルからデータを取得します。’WHERE'句を使用して条件を指定できます。

5.データの更新

UPDATE tablename
SET column1 = value1, column2 = value2, ...
WHERE condition;

テーブル内の既存のデータを更新します。'WHERE'句を使用して対象のデータを指定します。

6.データの削除

DELETE FROM tablename
WHERE condition;

テーブルからデータを削除します。'WHERE'句を使用して対象のデータを指定します。

7.データベースオブジェクトの変更

ALTER TABLE tablename
ADD COLUMN newcolumn datatype;

テーブルに新しい列を追加するなど、データベースオブジェクトを変更します。

8.データベースオブジェクトの削除

DROP TABLE tablename;

テーブルを削除します。ほかにも'DROP DATABASE'などでデータベース自体を削除することもあります。

WHERE句の柔軟な使い方

SQLにおいてWHERE句は上記でも示した通り様々な機能を有します。

ここにその一例を示します。

1.数値の比較

SELECT column1, column2
FROM tablename
WHERE column1 > 100;

column1が100より大きい行を取得します。

2.文字列の比較

SELECT column1, column2
FROM tablename
WHERE column2 = 'value';

Column2が指定した値を一致する行を取得します。

3.複数の条件の結合

SELECT column1, column2
FROM tablename
WHERE column1 > 100 AND column2 = 'value';

column1が100より大きく、かつcolumn2が指定した値と一致する行を取得します。

4.部分一致

SELECT column1, column2
FROM tablename
WHERE column2 LIKE 'prefix%';

column2が指定した接頭辞で始まる行を取得します。

5.NULLのチェック

SELECT column1, column2
FROM tablename
WHERE column1 IS NULL;

column1がNULLである行を取得します。

6.範囲の指定

SELECT column1, column2
FROM tablename
WHERE column1 BETWEEN 10 AND 50;

colum1が10から50の範囲にある行を取得します。

Azure上のSQL Server関連

このような操作を行うことができるSQLですが、以下のAzurenoアプリが挙げられます。

  • 仮想マシン上のSQL Server

  • Azure SQL Database

  • Azure SQL Managed Instance

  • Azure Synapse Analytics

  • Azure Database for MySQL

  • Azure Database for PostgreSQL

  • Azure Database for Maria DB

その他

  • Cosmos DB

  • Azure Cache for Redis

最後に

いかがでしたでしょうか。AzureでこれまでLLMに関する発信も複数行ってきました。

例えば第一弾ではOpenAIを使用したAzure Cognitive Searchの仕組みを解説しました!

これ以降でも、第2弾、3弾、4弾と掲載しております。

是非ご興味ある方はご覧いただければと思います。

最後まで見ていただきましてありがとうございました!

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