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【雑談】仕事に向き合う姿勢はリハビリ時代に学びました

岩崎はオンライン秘書として起業をする前は
リハビリの国家資格者として働いていました。

リハビリ職として働いていた頃に
厳しい恩師からもらった言葉は、
今も岩崎の仕事の大切な指針として活用しています。

今日は自分への振り返りを兼ねて
お仕事の話から離れて学びの共有をします。

岩崎について簡単に解説。
・オンライン秘書、デジタルサポーターとして2023年4月に起業
・元々リハビリの国家資格として病院に勤務
・リハビリの目的は広く言えば生活の再建であり、元通りになることではないと岩崎は思っています。

▼周りをバカにしていたリハビリ職時代

23才でリハビリの国家資格になった岩崎は、
今思い返すと恥ずかしいくらい周りが見えておらず、
同じ職種の人を全員見下していました。

岩崎が担当をしていたのは
いわゆる脳卒中片麻痺になられた人たちです。

ある日突然脳の病気を発症し、
気づいたら半身の自由を失っている。

頭はもうろうとして、
今どこにいるのか分からない。

体の自由は聞かずに、
着替えや排泄介助のたびに
針で刺されるように痛む半身。

そんな状態の中で
患者さんたちを岩崎は担当をしていました。

当時の岩崎が患者さんたちにできることは、
技術を磨き、
半身の自由を取り戻すことが
最大の価値である信じていました。

そのため岩崎は治療技術の習得には関心がありましたが、
日常生活上の生活へのアプローチを
ほぼ行っていませんでした。

要するに多少は体が動くようになったけど、
日常生活のすべてに介助が必要なことは
変わらない。

体が動くようになることが
無駄だという訳ではありません。

しかし入院している間委に
体の回復から生活上の課題を解決するための
方法へ変えなくてはいけません。

岩崎はそれらへのアプローチを
積極的に行わず、運動能力の獲得ばかりを
目指していました。

そして悪いことに
岩崎は治療技術を磨かない
リハ職は患者さんに誠心誠意向き合っていない
やつだと思っていました。
#どうしようもないやつ

治療技術を磨き、
患者さんに自由を取り戻し、
実力で昇格する。

自分を周囲と差別化しようという強い意志。

周りが見せる技術向上への無関心に対する失望と、
それを乗り越えるための
「もっとできる」という自己鼓舞。

当時の岩崎にとって、
治療技術を学ぶことは、
ただの職務以上の意味を持っていました。

そんな鼻息だけは荒く、
扱いにくい岩崎は、
こんなころに恩師に会いました。

▼恩師からの指導

恩師は岩崎と同じ作業療法士のベテラン。

自宅を改良した研修所で
若手に治療技術を開いてくれていました。

恩師である柏木先生に会ったのは、
岩崎がリハビリ職3年目の夏でした。

柏木先生の主催する研修に参加し、
治療技術の研修に参加していました。

岩崎は先生の研修にも積極的に参加し、
一定の治療技術は持っており、
優秀な部類であると思っていました。

一緒に研修に参加したメンバーにも指示を出し、
研修へ率先して参加していました。

しかし、そんな岩崎の態度や振る舞いを見た
先生から言われた言葉が今も忘れられません。

「かっこつけるな。泥臭く、汗をかきながらやるのが治療だ。」

岩崎の小手先だけの技術。

リハビリを通して自分が目立ちたいと思っていた
小さな自尊心を見抜かれました。

かっこばかりつけて、
中身が無い岩崎の技術やプロしての意識の低さを
見抜かれて恥ずかしいと思うと同時に、
肩の力が抜けた気がしました。

▼今の仕事の根幹は恩師の言葉

岩崎は今はリハビリの仕事をしてはいませんが、
柏木先生の言葉は今も忘れられません。

目の前のクライアントに集中できているのか。
効率性や生産性という言葉に逃げて、手を抜いていないか。
手間暇をかけて、クオリティの高い成果物を出しているのか。
相手の創造を上回る成果を出しているのか。
泥くさく、汗をかいているのか。

柏木先生の教えてくれた言葉は
今も岩崎が手を抜いていないか。
全力を出しているのか。
自分に問いかけるために思い出し、
振り返っています。

・手を抜けばバレます。
・嘘をつけば分かります。
・保身に走れば幻滅されます。

自分が経営者になった今、
守ってくれる人はいません。

今日も目の前の仕事に向き合いながら、
全力で臨みます。

今日の話があなたのお役に立てたら幸いです。

どうか素敵な週末をお過ごしください。
それではまた!

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