思い出。

オーシャンズって同い年の仲間がいて、
いっぱい一緒にイベントやった。

もともと小中高や大学の友達だったり、
その友達の友達だったりのメンバーばっかなので、
一緒にいるとそれはそれは楽しい。

遊びだろうがイベントの打ち合わせだろうが。

とはいえ、用事がなけりゃ会うこともない人たちでもあるので、
最近は、オーシャンズとしてのイベントもなければ、
大学もないので、よっぽどのことがないと顔を合わせない。

仲はいいよ。

彼らとの思い出はたくさんある。

櫻井ゆうやは、みんながいると基本無言だ。
なのに、急にテンション上がるとめちゃ喋る。
いつ何でテンション上がるかいまだに掴めない。

そんなゆうやを少しバカにし出す櫻井がくと。

同じ名字なのに。
いや彼は彼で何でテンション上がるかわからん。
たくさん振り回されたけど、それを言い訳にたくさん遊べたっけな。

大概、高校時代テスト終わってスマブラやりたいって言い出すのはがくとだった。
みんなそれに仕方なく付き合うふりして、やりたくして仕方なかった

ヤマコーは嫌いなものが多い。おれんちで、スマブラやってる時に出した炭酸のジュースは1ミリも飲めなかった。

サイゼリヤに行くと、隣にいる木村くんに、トマトをいつも押し付ける。

そんな木村くんはアホなことをしでかす白木をみて、いつも1番最初に笑う。

白木はアホだ。
昨日会ったら「この店ヘルシーだね」って言おうとして「この店平和だね」って口走ってた。

そんなのでみんなでケラケラ笑う。

それが楽しくてずっとその場にいたい気持ちになる俺のわがままを寺田はいつも受け止めてくれた。
車で来たのに、酒に付き合ってくれる。結果朝まで帰れなくなる。

そんなバカな俺らを、1番冷めた目で見続ける会長がいたな。
黙々と与えられた作業をする会長も、時々バグって俺がイライラしちゃったこともあったな。

こんなに楽しい思い出全てに、本田は必ず遅刻してくる。
30分以上遅れてほんの少しだけ申し訳なさそうな顔して、しれっと参加し出す。

オーシャンズを組んでから初めて出会った人もたくさんいたな。

ケーキは何も考えてないように見えて何も考えてない。
でも多分人のことが好きだ。多分。

あべさきえはこんな男どもをタバコをふかしながら、牛耳る。1番男前だ。

思い出は語りつくせない。

たくさん時間を共有してきた。

そんな仲間が、これからは、
別に同い年ってわけでもない人たちにシフトできたら幸せだな。

そうでなくても幸せだな。

またすぐ来る孤独のために、
思い出だけいつでも出せる引き出しにしまっておこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?