バンドのノルマとかださくね?

バンドが、めちゃくちゃ好きで。

バンドの音の分厚さも勿論好きだけど、メンバーの人間関係とか、成功するまでのストーリーとか、一曲ができるまでのプロセスとか。

そういうものが、分厚い音に乗って爆発して、沢山の人と共有する「ライブ」なんて、まさに生き様そのもので、ここまで、心にダイレクトに語りかけれるエンターテイメントって他にないよなと思うのです。

バンドに限らず、「アーティスト」って、やっぱ、カッコイイ。

死ぬ気で、「表現」に挑んでるから。

その表現が共有できた時は、そりゃ、何よりも輝いて見えるよね。いろんなものが一つの作品に乗っかってるから。

絵を描く人も、空間を作る人も、話を作る人も、曲を作る人も、笑いを作る人も。

エンターテイメントって、本気が当たり前だよな。
心に訴えるもんなんだから。
本気じゃなければ、人の感情なんて動くわけがない。

とにかく、プロの本物の、いや、本気の「アーティスト」はカッコいいよ。めちゃくちゃ。

でも、本気じゃないやつなんて、なんでもないよな。
自分のエゴ、つまりは人のことなんて考えないで自分のやりたいことばっかりで動いたり、人を振り回したりなんてもってのほか。

とにかく、目の前の人の、心にいかに訴えるか、いかに楽しませるか。それを考えれない人なんて、アーティストなんて到底呼べないし、プロになんかなれるわけがない。

椅子に座ってそれはやだ、あれはやだ、なんて言ってるやつに、どう人の心動かすんだよ。

どう、死ぬ気でやってる人たちに勝つんだよ。

「アーティスト」っぽく振舞ってるやつって、死ぬほどダセェよな。

そのくせ、「チケットのノルマがどうだ」とか言ってる時点で、もうわけがわからねぇ。

「ノルマ」なんて精度、鬼ダサい。

「ノルマ」なんかで、無理矢理つれてきたお客さん、「ノルマ」なんかで、集客を押し付ける主宰者、「ノルマ」なんかで、動かなきゃいけないアーティスト。

その仕組みをやってる時点で、どこに人を感動させる要素があるんだよ。どこに本気があるんだよ。

全員丸ごとダサい。楽しくない。

エンタメに手を出すんなら、常に人のこと考えて、常に目の前の人を楽しませる方法を考えて、常にそれを行動に移して、常に楽しい方向を目指すべき。

それが、「アーティスト」で、それが「プロ」

お客さんのこと第一に考えられないやつに、誰も心なんか預けてくれないっしょ。

なんてことを、押し付けがましくいってみる。
別に、俺だって、なんも完璧な人間じゃないし、ましてや、アーティストでもないのに。

でも、アーティストとお客さんのパワーバランスとか、そんな云々の前に、やるべきこと絶対たくさんあるっしょ。

完璧を求める前に、まず考えるべきことがある。
「アーティスト気取り」「プロ気取り」なんか誰も幸せにならねーよ。

とにもかくにも、アーティストではないものの、僕もエンタメに常に関わってはいたいし、作る側でもいたいので、「イベント」っていう形だけども、ダセェことはしないようにしていきたいっす。

そんで、その上で、楽しいを叫びたいっす。





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