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東京駅近辺の夜のお散歩

東京駅の丸の内南口を出ると、まるで欧州の都市にでも行ったかのような気分に浸ることが出来ます。明治時代に欧米キャッチアップを国是の下、岩崎弥太郎率いる三菱財閥が丸の内一帯を欧米の都市に模して街づくりに励んだ結果ですね。

中央郵便局だった場所は、建て直されてJPタワーになりましたが、31メートル規制で高さが揃っていた名残りをデザインに留めています。

この高さ規制の名残りを残したデザインは、丸の内仲通り沿いに日比谷・有楽町まで続いておりまして、

ビルの高さを揃えて開放感を作り出しています。

知識として知っていれば、行幸通りの両脇のデザインの理由が理解出来ますね。

行幸通りの右手、和田倉濠の向こう側は金融街の中心部。

左手は馬場先濠越しに日比谷を望み、突き当たりは銀座の繁華街の手前となります。なんだか光と闇と境界線のよう。

距離にして約1kmありますが、日比谷濠沿いを物思いに耽りながら歩いてみるのも良いかも知れません

ひょっとするとアートな空間に出会えるかも知れませんよ