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【タイ】サンクラブリー再訪記(7)

森の中での休息はハンモックがベストです。竹か木に括って吊ることさえ出来れば場所を選ばずどこでも寝ることが出来るので。また、何と言ってもテントと比べて荷物が減ります。

ただし、長い雨と寒さには弱いようで、それを補うのが焚き火となります。

火が長く持つように太めの木を使って、しっかりと火どこを作って置くのが大事

それでも夜中に何度か木の位置を動かさないと、朝になる前に火は消えてしまいます。朝方はかなり冷え込むので、暖かさではやはりテントの方が良いですね。

夜には夜の楽しみがあり、夜釣りならぬ夜の魚突きがワクワクします。魚は夜寝ていて動きが鈍く、面白いように突けるからです。

ご覧の通り、水中トーチライトで照らしても魚は殆ど動きません。

昼には出てこない川うなぎのような違う魚が取れます。大人も夢中になるのが分かります。

そして夜は、何とも美しい星を散りばめた空。スマホでは暗くて撮れませんでしたが、

星空アプリで位置と時刻を入れるとほぼ同じ夜空を再現出来ました。北斗七星がこの向きで北東の山際に寝そべっていたのが印象的でした。

西南西の空にはオリオン座。時差と緯度の関係でもうすぐ西に沈みそうです。

日本だと寒い夜空に浮かぶ「冬の大三角形」は、南東の空に浮かぶこの位置関係が見慣れた姿ですが、

タイでは、一年で最も暑い今の時期に、南西の空の上を反対に傾いて煌めいています。6等星まで文字通り無数の星が夜空を埋め尽くしていました。

(8)につづく