数年前、まだ香水沼という概念すらも知らなかった頃。私は新卒一年目にしてフリーターであった。地元を離れ奨学金まで借りて大学に進学したのにこの有り様で情けなくなっていたところ、気分を変えようとお洒落な蔦屋で見つけたのが始めだった。
控えめだけど印象的な香りを放っていたのを覚えている。シンプルなボトルが棚の上から下までずらっと並んでおり、ゆっくりと説明書きを読みながら試香する時間は贅沢だった。

50mlのパルファンが5000円あれば買えちゃうので、気付けば数年でボトルとロールオンタイプの所持数が片手で収まらなくなった。肌乗せのみのものもあるがそれぞれメモしておく。

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◾️花街
華やかパウダリ〜！昔の化粧台を連想させる香り。大きな三面鏡とかついてる感じのドレッサー。艶やかで華やかだけど桜が散った後のような寂しさも感じられる。パルファンも持ってるがロールオンを薄く首筋につけるくらいが「自分の体臭」ぽくて気に入ってる。

◾️ラムネ
めっちゃラムネ！！再現度高い！！徐々に出てくる甘さも嫌味がなくて爽やかな甘さ。自分の肌だとムエットよりお菓子っぽさが増してより駄菓子屋さんを想起させる香りになった。

◾️和肌
一時期バズり倒してた香り。ミルキーで大人っぽいというレビューにやられて試さずに購入。ムスクに酔ってしまう私には合わなかった…色っぽいのは分かる。かなり長時間持続したのでムスク好きな人がおすすめする理由がわかる。

◾️落雁
まろやかな黒糖！お香っぽさもある。黒糖とシダーウッドが溶け合って落ち着く甘さ…夏場の寝香水に重宝してる。なんとなく実家の寝室（和室）の香りに似ている気がするから好き。

◾️光芒
爽やかな柑橘が陽の光のようで、香りもネーミングも大好き。初めて50ml使い切ったお気に入りの香り。メンズっぽさもある。学生時代、初めての恋人との帰り道にふと香ってきたみたいな（無い記憶）

◾️恋雨
あああ青春の雨って感じ〜〜好きな人と相合傘してるシーンを香りに落とし込みましたって香り！吹きたての甘酸っぱさは面白いなと思ったけど、こちらもムスクが主張し出したため少し苦手…ムスク無効化能力欲しい。

◾️木屑
図工室だ…！あまりにもあたたかみのある木でびっくりした。芸大生時代、木工の授業で嫌な目にあったのでトラウマ掘り起こし香水…。それくらい木。ロールオンでも存在感ずっと残る木。

◾️花見酒
お上品でフルーティなSAKEだ…！トップは日本酒っぽさがはっきり香るしミドル以降の甘酸っぱさが心地良い。ほろ酔い気分に浸れる。こちらもムスクがいるがあまり主張がないような気がする。桜とシダーウッドが抑えてくれてるのかな？

日本のブランドだし日本人の肌に合うように作られているんだなぁと感じる。種類も豊富で個性的な香りも多くて飽きない！
多分また色々買い足します。

ヘッダーはAI出力した「和製香水ブランドのイメージ」です。AIについてはこういう雰囲気出しが手軽にできて便利だなぁと思う反面、どこから拾って学習してるんだろうと思いますね…これはAdobe Fireflyで生成しました。