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日本のAV業界の競争が激しい理由

AV撮影しだしてから一年ちょっと過ぎて(私はデビュー作を2022年11月末に撮りました)、最近思うことがあります。

AV業界の競争熾烈すぎん?!?!

女優の平均寿命短すぎん?!?!

ライバル多すぎん?!?!

いや、でも待てよ。
世界一のAV業界なんだから、当たり前……だよね?

どんなに競技人口が少ない競技でも、世界大会は各地域の一番の人達がギリギリまで努力して、最後は運で決まる(英語ディベートがそう)。

世界上位大学にはどんなに努力しても入れない大学が沢山ある(その年に受けたライバルや大学との相性などもあるため努力ではどうにもならない要素多々あり)。

やはり世界一というのは、どんな業界、どんな競技でも、努力は当たり前、才能も当たり前、そして最後は運で決まるのかなと。

日本のAV女優以外のポルノスターのソロイベントでコンサート会場が埋まるなんて聞かないですよ。
いるかもしれないけど、20年に1人とかのレベルだと思います。
こんな大勢スーパースター女優を輩出してる業界ヤベェですよ。
しかもお金も沢山動くし。

あと、賛否両論ありますし、AV産業だけでなく、往年のオリエンタリズムに一部起因するところはあるのかもしれませんが、日本人女性は海外でモテる。それくらいAVは良くも悪くも影響してるのかなと思います。それくらい違法視聴含め世界中で閲覧されているのが日本のAV。

ううううううん。
そりゃあ、熾烈な戦いになりますわ!

しかも、毎月何人もデビューして、デビュー作品のないこっそりデビューの女優さんも大勢いて、でも半年後女優続けてるのは数名、一年後となるとさらに少なくて、2年目以降はほぼ居ない。

世界に誇るスーパースター女優を何人も輩出出来ているのは、この業界の熾烈な競争のおかげです。

そもそもAV女優さんというのは、ルックス、性格、器量の総合力において、どんな風俗店でもナンバー入り、もしくは堂々のナンバーワンになれるようなスペックの女の子です。

誰でも女優になれる時代じゃないのです(そんな時代あったのか知らないけど)。

というか今時風俗店も就職困難なくらい需要と供給のミスマッチが起きてますから(色々そういう本とか私の見聞きしている範囲を参照)。

よって、そもそものスタート地点というか、AV女優になる!というのが一定の基準を満たした女の子しか通さない篩になっているわけですね。

しかし、友達と一緒にデビューしたり、デビュー前のヨコタテのつながりがない限り、それを女優になれた女の子が知ることはないわけですね。

だから、事務所の面接に落ちる人がいるなんて思ってなかった。

配信の仕事すら貰えない人がいるなんて知らなかった。

など、いい意味でも悪い意味でも広い視野での他者との比較がしにくい業界な気がします(あくまで水谷の感想ですが)。

デビュー後に女優さんの友達が出来たとしても、デビューする前からの友達が業界にいることは少ないのかなーと思います。

こっそり女優になる人もいますしね。

逆に言えばデビュー前からある程度情報を友達や先輩づてに知っているのは相当な強みになると思います。

その強みを仕組み化したのが事務所なわけですね。

ただ、事務所はみんな所属しているので、そこに少しプラスになるのが、ヨコタテのは繋がりなわけです。

私も一年ちょっと活動してきて、知ってたら良かったな、デビュー前の自分に言っておきたかったなと思ったことは沢山あります。
引退したらそういう塾でもやろうかな、と思います、半分冗談ですが。笑笑

こんなことを最近考えていて、海外大受験を思い出しました。
あの時に躓いたことと、いま躓いてること、同じだな!って。

日本のAV業界が世界一だというのも、競走が世界レベルの熾烈さだというのも、もしかしたら私の過大評価かもしれません。

自分がその業界にいるから、そう思いたくて言ってるだけかもしれません。

しかし、あくまで個人的な体験と私がこれまでの人生で培ってきた知見だけ(本で読んだ、人の話しを聞いたなど)をもとにした、非常に限定的な意見として言うのであれば、世界レベルの競走に今わたしは参加しています。

そりゃあ、熾烈だわ!

ちなみに躓いているのは神経発達症(ASDとADHDの併発)に起因する自分の特性によるハンデです。これに関してはまた別のnoteに纏めようかなと思います。

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