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新500円玉

こんばんは、シャイニングわんらぶ水谷です。

近頃、生活していてよく思うこと。

「新500円玉は使用出来ません」の自販機や精算機が、未だに多く存在することへの憤りがある。

令和三年に新しく発行され、世の中にもうかなり浸透しつつある新硬貨だが、発行当初はかなりイラついたものだ。

「使えない硬貨を作んな!!」という声も沢山ある中、心底同意していた。

しかし3年も経てば偉いもので、大分と使える自動販売機も精算機もかなり整ってきており、少しづつ世の中は新しい時代を受け入れていっているようだ。

そんな中、未だたまにある「新500円玉は使用出来ません」の文字を目にする度に思う。

「もう新硬貨じゃなくね?」

旧硬貨は発行されなくなり、徐々に新硬貨の割合が多くなってくる中、最早新硬貨は「現硬貨」なのではと。

だから、もう令和発行の硬貨のことを「新硬貨」などと呼ぶのは甘え以外の何物でもない。

そう思いつつ「不便だなぁ」と思いながら何とか使える種類のお金で精算を済ませている。

しかし今朝、パーキングで精算をしていた際、そのパーキングが新500円硬貨を使えないことを忘れていたので「しまった」と財布を覗いた。

5000円札と100円玉2枚、新硬貨1枚と400円の精算をするには500円玉を使うしかない状況だったため、仕方なく隣の自販機でジュースを買ってお金を崩すことにした。

しかし、その自販機に硬貨を投入しても、かえってきてしまう。
まさかと思い投入口を見ると「新500円玉は使用出来ません」の文字があった。


「クソッタレが!!!」

と叫びながら、僕はクソ寒い早朝の乾いた空気を顔で受け止めながら白い息を吐きまくってコンビニへと全力で走っていった。


新しい世の中は、受け入れられたり馴染んだりするまで時間がかかる。

だから結局「便利なのか不便なのか…」みたいなことになるのだ。

特に世の中を動かしている世代の人達は、変化に慣れていない人達ばかりだ。

僕たちの世代は変化に強い人たちが多いだろうから、どうにかその頃にはもう少しくらいはいい世の中になっていることを期待しよう。

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