水鳥るみ

フリーランスのライター。東京在住。web媒体を中心に、インタビュー記事や体験レポートを執筆しています。得意なテーマは、「動物と植物」「和の文化」「婚礼文化」など。自然の美しさや、歴史や伝統を感じるものが好きなので、その魅力をウソのない言葉で伝えたいと思います。

水鳥夫婦の「ゆるマガジン」、はじめます

こんにちは。
ライターの水鳥(@mizutori_rumi)です。

実はつい先日、住み慣れた家(賃貸)を追い出されまして。
俗に言う、立ち退きってやつです。

結構落ち込んでいたのですが、このままじゃいかんと。
どのみち引っ越さなければいけないのなら、次の家をとことん住みやすく改良しようと、心に決めたんです(泣)。

引越し先は東京の端っこ・アパート・2LDK。
さて、どんな風に変えていこうか。

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プロの卵

駅前の皮膚科を訪ねるのは、今日で3度目になる。ベテラン女医による丁寧な診察が人気を呼び、この小さな街の病院はいつだって混雑している。

皮膚の病気というのは、その症状から端的に原因を導き出すのが難しいらしい。私の鼻下に突如出現した赤いプツプツも、すぐ治ることもあれば、とある病気の可能性も無視できないという。症状を見ながら、いくつかの治療法を試していきましょうというのが、彼女の方針だった。

一度目

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ソウルフード

レトルトパックに入ったおかゆを見ると、決まって思い出す朝がある。激しい胃痛を抱えたまま迎えたイギリスの朝である。

宿の食堂には、トース、カリカリのベーコン、とろとろのスクランブルエッグが並んでいた。初めて見る本物のイギリス朝食を前に、最高にテンションがあがったが、いかんせん食べられそうにない。

仕方なく私は、宿の女主人に事情を説明して、持参したおかゆを手渡した。水を「ボイル」してパックを「イン

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鹿・鹿・鹿!

西日本豪雨の影響で、7月中旬に予定していた「しまなみ海道」制覇の夢は、あえなく散ってしまった。被災された方に心よりお見舞い申し上げるとともに、いつか再びチャレンジしようと、固く心に誓った次第である。
かくして、旅行の予定がすっかり白紙になった私たちであったが、気を取り直し、目的地を奈良に変更することにした。

主な理由は「鹿に会いたい」という、ただそれだけである。

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奈良に行くのは、夫も私

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サイクリングロードの途中、可愛すぎる障害物に行く手を阻まれた

ひょんなことから、夏に広島に行くことが決まり、尾道と今治を結ぶ約80kmのしまなみ海道を、夫とふたり自転車で走ることになった。

80kmと言われても、どのくらい長いのか正直あまりピンとこない。それはまずかろうと、きたるロングライドの日に向けて、トレーニングを始めることにした。

都内周辺には、自転車専用の道路はあまり多くない。しかも、中距離を走れる初心者向けのコースはかなりレアである。調べ上げて

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色鉛筆を選ぶように

たぶん、あれは5歳か6歳のとき。
朝から晩まで塗り絵をしていた時期があった。

中でも心を奪われたのが、目が大きくてウルウルでキラッキラのお姫様の塗り絵。色を塗るともうめちゃくちゃに可愛かったのだ。

少しでも可愛く仕上げようと知恵を絞る中で、色には相性のいい組み合わせがあることを学んだ。

手持ちの色鉛筆は12色から24色になり、36色まで増えた。「あか」と「しゅいろ」の微妙な違いを初めて知った

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