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ベトナム起業日記:#29. ベトナムの大手銀行に口座開設申請に行くも撃沈!

某月某日

Vさん、Tさんとはもう少し事業ライセンスが取得できた喜びに浸って雑談をしたかったのだが、早々に切り上げてX銀行A支店に向かった。
銀行口座がないと資本金を振り込むこともできないし給与を払うこともできない。今回の滞在中になんとしてでも口座を作らないと行けない。
出直し、やり直しを何回かしないと行けなくなることも想定してできるだけ早く申請に行きたかったのである。

今回口座を作るX銀行はベトナムでもトップクラスの大手銀行だ。
口座開設の申請書類は膨大すぎてこれが一発で受理される気は全くしなかったが、とにかく突撃しないと何が受理されて何が受理されないかもわからない。突撃あるのみである。僕と、ヘクターはその超大手銀行の支店に入っていた。
ガードマンに要件を伝えカウンターに通される。
まず昨夜頑張って書ききった書類を全部出す。その後にパスポートや事業ライセンスの公証済みのコピーなども聞かれるままに渡していく。
会社印はさっき手に入れたばかりなのでまだ書類に押していない、担当者に指摘されながら必要なところに片っ端から押して行った。
書類確認が次々に進んで行く。一度はこれは一発で行けるんじゃないかという期待が生まれた瞬間があった。
だが、書類を確認している担当者の手が止まった。ヘクターになにかベトナム後で話しかけている、嫌な予感がした。。
あるドキュメントがなかった。
詳しくは書かないがそのドキュメントがないとどうしてもダメということになった。そのドキュメントは一旦日本に帰らないと手に入れられないものだった。すでに1時間あまりが過ぎて午前の営業時間が過ぎ、フロアには人気がなくなっていた。
そのがらんとしたフロアを見回して途方にくれる。
カウンターの人もそのドキュメントなしで申請が可能かマネージャーに聞きに行ってくれたがダメとのことだった。

あぁ、出直しか、、、しかも日本から。。

銀行の前で、ちょっとカフェに寄ってから戻ると伝え、一旦ヘクターと別れた。
どこかでコーヒーを飲んで落ち着いて家族に連絡し、次の渡航スケジュールを組もう思ったのである。

続く。


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