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ベトナム起業日記 #13. ベトナムの会計、労務に詳しくなった

ホーチミン滞在2日目。今日は3つの会計事務所とアポイントがあり、その後にS社長の会社も訪問する。ミーティングでぎっしりの日である。
朝9時にまず1社目に到着、こちらもDistrict1の一等地にある。
ここでも、S社長に作成してもらった設立時、月次、四半期ごとのTODOリストを元に、やってくれるかどうかを聞くつもりで会議に望んだ。
こちらは日本人の方3名で対応してくれた。
昨日の会社もそうだが、こんな小さな会社を突如作ろうとしている知識ゼロの人間に代表の方が対応してくださることがありがたかった。
今回も、各項目のできる・できないだけではなく、各項目の詳細、付随してやらなければいけないこと、どちらを会計事務所がやってどちらを自分でやらないといけないか、気をつけるポイント、など簡単なケースも交えて説明してもらい、ベトナムで少なくとも自分の会社でやらなければ行けない会計、税務、労務に関連した仕事についての知識が一気にアップした。

次はDistrict4にある会計事務所に向かった。どの事務所もしっかりしたオフィスビルに入居していて、しっかり異国の地でビジネスをされていることに畏敬の念を感じてしまう。

こちらも、代表の方と2人の日本人の3名で対応してくれた。有り難い限りである。
こちらの設立までのストーリーを話した後、人数や給与、予定などわりと直接的に聞いてくるところが今の会計事務所と違った。「いきなり、いろいろ聞いてくるんだな、、」と正直少し面を喰らっていたが、
こちらの資本構成について、「?、なんでそうしたの?」と率直に聞いてきて話しているうちに、それはこうやったほうがいいんじゃない、というように非常にぶっちゃけて思っていることを語ってくれる人たちで、ものすごく参考になるアドバイスをいただけた。

初対面なのに、距離感が近いというか、少し圧倒される部分もあったが、それ故に他のところでは聞けなかった意見を聞くことができて、来てよかったと思わされる打ち合わせとなった。

3社目はDistrict1にあるため、またGrabに乗ってDistrict1に戻る。
打ち合わせ空いてのビルについたのはランチタイム。ランチをとっている時間はないので、なにか無いかなとキョロキョロと当たりを見回すと、路肩で緑色のみかんのような果物を山積みにしているジュース屋さんのような屋台があった。そこのおじいさんにジュースを作ってもらい、小さなプラスチックの椅子に座って飲んだ。これが予想以上に美味くて、南国の昼下がりの気候にピッタリの飲み物で、エネルギーが充填される。


皮は緑色だが中身は濃厚オレンジで美味しいみかんのジュースだった

3社目も同じようにTODOリストをベースにお話を聞かせていただいた。ここは会計事務所ではなく監査法人だったので、サポート体制も少し他の会社と違い、なんとなく今の僕の会社のステージには合っていないのかなと思った。

昨日と今日で訪問した4社での打ち合わせで自分の知識がものすごく上がった。4社の方とも時間を気にすることなく、丁寧に説明してくださり、異国の地でも日本人どうしの暖かさを感じたのであった。

つづく。

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