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ベトナム起業日記: #11. いよいよベトナムに出発。メンバーと初顔合わせ

某月某日

オフィスの賃貸契約が終わり、オフィスに入れる用になった翌週、早速、ホーチミン市に向かった。
ホーチミンのタンソンニャット空港に到着したのは夜10時、入国審査の長蛇の列がなかなか進まず、空港を出れたのが23時。そこからタクシーに乗ってホテルにつく頃には0時になっていた。
ベトナムと日本の時差は2時間。僕は毎朝7時に起きているので、翌朝は5時に目が覚めてしまった。
「どの世界中のどの街に行っても朝というのは一番その街の素の部分が見れるものだ」と、昔講演を聞いた著名なサービスデザインという言葉を世に広めた人(名前わすれちゃった。。)が言っていたっけ。

僕も朝、知らない街を散歩するのが大好きなので、早速外に出た。

フォーを作る鍋から立ち上る湯気や、バインミー(ベトナム風サンドイッチ)の屋台をセットアップするおばちゃんの姿などを見ていると、あぁ、ベトナム良いなぁと早速思ってしまうのであった。
ホテルの周り2,3ブロックをぐるっと散歩して、バインミーを買ってホテルに戻った。
焼き立てのフランスパンに、スクランブルエッグと香草、なますやパテなどが入ったバインミーをかじると、
これまたベトナムって良いなぁ、と思ってしまうのであった。

ベトナムの朝と言ったらバインミーですわ


ホテルでコーヒーを入れてもらい、いよいよオフィスに向かう。
リーダーのヘクターとは長年の友達だが、他のメンバーには会ったことがない。
いままで1年以上、SlackやGithub上で会話して来たものの、会うのは初めてである。緊張する。。
受け入れられるだろうか。。

Goldrushは女子ばかりの職場なので、理系男子 x 6のチームはその対極みたいなメンツなのである。
でも僕も理系男子、大学も前職の某メーカーの職場も男子率は90%以上。そういった環境でも快適に過ごしてきたことを思えば、むしろこちらがホーム。そう気を取り直して、ホテルから100mくらいしか離れていないオフィスに向かって歩いていった。

こちらのオフィスには必ずビルの前に警備員がいる。オフィスについたものの、昨夜空港でSIMカードを買っていなかったので、誰かに連絡する手段がない。
ビルの前で待っていたら誰か来るだろうと思って、10分ほど突っ立っていると、若手メンバーCくんがやってきたので、声をかけるとびっくりした顔で、「Taka !?」
と笑顔で返ってきた。Cくんとの初めての出会いであった。
オフィスは2階。ドアを開けると、他のメンバーは全員揃っていた。ヘクターを初めみんな笑顔で出迎えてくれてホッとした。

自己紹介をしたあと、簡単に今後数ヶ月の計画とその後の目標をはなした。
その後は日本とZoomでつないで、初めての全メンバーの顔合わせをした。
ホーチミンの人は音が陽気ですぐ画面に向かってみんな笑顔で手をふっていた。
日本人同士だったら、「あ、はじめまして。。」からだろうから、このあたりは南国の陽気さが垣間見えた。

その後、1人1人とOne on Oneミーティングを行う。
英語が苦手なメンバーもいるので、ヘクターに通訳役として横についてもらい、1人1人とラフな面談を行った。

ベトナムでは日本と似ていて年齢の上下が人間関係のベースにあると聞いていたので、年齢を聞くところから初めた。ホーチミン市出身なのか、田舎出身なのかも興味があったので聞いてみた。大学で学んだことや、これまで仕事でやったこと、これからやってみたいことなどを聞いた。

ホーチミン市出身の人はいなくて、みんな郊外や地方の出身だった。自分も愛知県三河地方の田舎出身なので、親近感が湧いたのだった。

メンバーの中に2人、中部出身の人がいた。先月の都主催のセミナーで教えてもらった、中部の人は”味方にしたら最高”、という一文が頭に浮かんだ。

One on Oneでわかったのは、皆思っていたよりもかなりのギーク、技術大好き人間の集まり、ということであった。
ヘクターが連れてきた精鋭部隊なので言われてみればそうなのだが、いままでGitHubとSlack上だけで会話してきてどちらかというと仕事ができてチームワークにすぐれたスマート人間という印象だったのだが、実際に合うと、いい意味でみんなただのギーク、プログラミング大好き!、といった風情だったので、びっくりしたのであった。

One one Oneが終わったところでお昼にみんなででかけた。
場所はオフィスの向かいのフォー屋さん。
朝はバインミー、お昼はフォー。まさにベトナム!

続く。。


お昼のフォー



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