あるパチンコ店放火事件の現場近くを通った時の恐怖。


 京都アニメーションの放火事件の衝撃もさることながら私自身、あるパチンコ店の放火事件があった事故物件近くを通過したことがある。

 場所は個人的な理由でいえないが、ともかくパチンコ店が激しい火災にあって現場はそのままになっていて文字通りの事故物件になっていて現場は今も生々しい。

 焼け焦げた柱や砕け散ったガラスやすすけたアルミ窓枠などを車越しにみたのだが、やはり放火事件の現場はただならぬ位、恐ろしい気配に満ちていた。

 一説によるとそのパチンコ店は放火ではなくて、電気がらみの発火事故でパチンコ店が全焼したのではないか?といわれてもいるが、地元ではどう考えても負けて多額の借金を作った客が放火したのではないか?という説が出ていて未だに事件は未解決事件のようになっているという。

 あるいは経営者が保険金がらみの放火事件をおこし、保険金詐欺みたいなことをたくらんだとか赤字物件に放火して計画倒産のようなことをしたのではないか?ということで何かと疑惑が絶えない。

 パチンコという業界のイメージの悪さから結局、放火事件なのか、火災事故だったのか?も周囲に公開されず、ともかく事故物件だけが残っている状態で凄惨な事件があったのではないか?で地元では迷宮入り事件になっていて実態はどうだったのか?はほぼ迷宮入りになっているという。

 パチンコ店といえば世間のイメージは最悪に近いのは麻雀の雀荘と同じだろう。

 放火事件でパチンコ店が全焼して後味の悪さから不動産の買い手がつかす、廃墟になっている姿を見ると火災で燃え尽きた事故物件というのは呪いのようなものを感じてしまう。

 今も放火事件か火災事故物件のパチンコ屋は廃墟状態でとある国道沿いにあるのだがもう何年も放置されているらしく、廃墟のままで焼け落ちたままになって不動産の買い手もつかない状態と解体業者に経営者がお金を払う力もないらしく、そのままになっている。

 京都アニメーションの放火事件に関してクラウドファンディングで資金を集めて事件に巻き込まれたスタジオの再建が始まっているという。

 その一方で放火事件か火災事件で焼け落ちたパチンコ店に関して周囲は焼け落ちた事故物件を再起することは愚かなことである、ということで事故物件は放置のままで廃墟のままだ。

 京都アニメーションの放火事件のすさまじさを後になって自分も知ったのだがつい最近、とある国道沿いのパチンコ店が火災か放火騒ぎで全焼した物件の現場とほぼ同じようなことがおきたのではないか?と自分なりに思うようになった。

 全焼したパチンコ店の廃墟が自動車越しの窓から見えて現場のすさまじさに自分も慄然としたが京都アニメーションの現場もほぼ同じような光景ではなかったのか?と考えると自分も率直に胸も痛む。

 京都アニメーション放火事件も私が知っているとあるパチンコ店の放火事件のように迷宮入り事件にならないようにして欲しいと願うしかない。

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