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神津島


概要

今年の7月下旬に2泊3日で神津島に行ってきた。
Instagramか何かでふと見かけた神津島の海や夜空の写真が綺麗で写真を撮りに行きたいと思ったのがモチベーション。島だしアクセス悪くて行くのダルいんだろうなと少し調べてみると、調布の飛行場からセスナが飛んでおり、なんと45分で行けるとのこと。これは行ってみるしか。
ただ、行きたい日程では14:10~14:55の便しか予約が取れなかった。セスナは19名しか乗れず、島の人の交通手段でもあるからシーズン中は特に予約が大変のようである。

0日目

神津島に向かう前日の夜、会社の同僚と中野でたくさん飲んでしまった。行ったのは中野で初めて入ってみた2軒、どちらもこじんまりした個人店で良いお店だった。後者はややディープで入りにくい雰囲気だけど、勇気出して入ってみる価値はあるかと。神津島関係ないけど一応貼っておく。

1日目

まずは調布駅に向かい、調布駅から調布飛行場行のバスに乗った。お酒が抜けずお茶をがぶがぶ飲みながら移動した。到着した飛行場からは味スタが見えた。こんなところに飛行場があったのね。
搭乗に関して、荷物は結構シビアで無料なのは1人あたりたったの5kgまで。余裕で超えたので追加料金を支払った。搭乗者の体重を考慮してくれないもんかね、とかケチくさいことを考えてしまう。あちらの巨漢の荷物は5kg以内で追加料金無しか…みたいな。
荷物預ける人たちの中に、ケンタッキーやらマクドナルドの紙袋を預けている人がいたのが印象に残った。荷物制限あるなかでそんなもん持って行ってどうするんだと。

19人乗り
地獄のセスナより

セスナの離陸後、東京の街を空から眺めるのは新鮮だな、なんて思う暇もなく機体揺れまくりで、早速乗り物酔いの気配に襲われた。かなり気持ち悪い。昨夜の酒がリバースしそうである。たった45分と思っていた飛行時間が地獄のように長かった。ただ目を閉じて到着を待つ。なんとかリバースせずに到着したころには、冷や汗で汗だくになっていた。二日酔いでセスナには乗ってはならない。
乗り物に弱い人は酔い止めの薬は絶対。酔い止めのオススメはアネロンです。

汗だくで荷物を受け取ると、泊まる予定の民宿寿美礼丸のおかみさんが出迎えてくれた。とても明るい方で安心した。車で移動中に搭乗時の話をすると、島にはファストフードが無いため、本島に行った人が島に戻るときの定番のお土産なんだとか。あとはミスドも人気とのこと。持ってこなくてごめんなさい。
寿美礼丸は民宿というか旅館が近いんじゃないかと思えるほど設備が充実していた。お風呂もトイレも綺麗。洗面所も広いし全部綺麗。アメニティもめちゃくちゃ充実しているので女性も安心なのでは。

宿で荷物を置いてのんびりしているともう16時と夕方になってしまったので、初日は特に何もせず、近くの海まで散歩に行くことにした。東京なのに綺麗な海が見れるというのは良い。

澄んだ海
海岸

あとは近所にあった島唯一のスーパーまるはんは地魚のお刺身や寿司がたくさん売っていて、神津島に来たら素泊まりでスーパーのご飯でも楽しそうだと思った。民宿で食べるけど。
スーパーではサッポロ黒ラベルをたくさん買い込んで、宿に戻る。夕食はとても美味しかったけど、写真撮るの忘れた。

三日月
夕日

夕食後、宿から坂道を登ってよたね展望台に行ってみた。よたね展望台からは海が見える。展望台から階段を下った先にはよたね広場というところもあり、そちらの方が人がたくさんいた。星空を撮るならよたね広場の方が良いと思った。目視でも天の川はあのへんかな、と確認できるレベルだった。

海が見えるよたね展望台。線で見えるのは流れ星なのか飛行機なのか
天の川

2日目

丸一日自由に過ごせるなか日があるから2泊の旅行っていいよね、ってことでこの日は原チャで神津島内をぐるぐる回ることにした。市街地は車が一方通行の道が多く、島内は高低差がかなりあるので原付での移動が良い。自転車で移動している猛者がいたけど、顔真っ赤にしてかなりキツそうだった。真夏に高低差のある島内をチャリンコで移動するのは自殺行為に等しい。
レンタルバイクのお店まで宿の車で送迎してもらい、原チャを借りる。学生時代ぶりの原チャの運転はかなり楽しい。そんでもって夏の原チャは風が涼しくて気持ち良い。北上して赤崎遊歩道に向かった。赤崎遊歩道は水が澄んでいてシュノーケルをやってる人が多く人気のスポットのようだった。この暑い中泳ぐの気持ちよかったし、魚もそこそこ居ておすすめの場所。

トロッコの跡。ぼろぼろ
ふねふね
ここで泳ぐの気持ち良かった

泳いで小腹が空いたところで神津島港にあるよっちゃーれセンター食堂へ。ここでは漬け丼を食べた。美味しかったししかも安かった。刺身定食も美味そうだった。食後は近くにあった神社にも寄ってみた。ここは神津島を作った神様が祀られてるらしい。10分くらいで撤収した。

漬け丼
神社

行ってみたい展望台があったので、山道を原チャで飛ばす。高処山展望台はGoogle Mapの口コミ件数が数件と少ないけど、見晴らし良くて良い場所だった。道が細いからここも原チャでくるのがベストかと思った。チャリンコは競輪選手じゃないと無理。神津島港の反対側の港が見えた。次はそっちに行ってみることにした。

市街地を見下ろす
三浦港が見える
これが高処山なのかな?
遠くに見えるのは三宅島?

三浦港からは天上山の裏砂漠のあたり (と思う) が見えた。白と緑と海の青さが綺麗。

三浦港
裏砂漠あたりかな
澄んでる

次は2個目のシュノーケルスポットに向かった。目的地は飛行機からも見えた千両池というところ。車や原チャで行けるところから千両池までの道は結構アスレチッキーで20〜30分ほどのプチ登山となるので、ちゃんと歩ける靴で行く必要あり。行きが下りで帰りが上りとなる。サンダルで行けなくもないけど怪我しそうでちょっと怖い。
ここのシュノーケルも良かったけど、入江になって海水がすこし滞留しているし、行くのが少し大変なので赤崎の方がよかったかもしれぬ。

あそこまで向かう
着いた

2回目のシュノーケルを終えた後はありま展望台へ。これで神津島は一周できたという気持ちになり、もう原チャは良いからビールでも飲みたくなってくる。
ということで市街地に戻り、原チャを返し、目の前にあったHyuga Breweryに行ったけど、なんと営業時間前だった。それでも立ち飲みで良ければとビールを注いでくれた。ありがたや。

ありま展望台から神津島港を見下ろす

宿で夕食を食べた後は初日に引き続き星を撮りによたね広場に行った。昨日よりも天の川が綺麗が撮れた。満足

2日目の夕食は金目鯛がメイン
よたね広場
なんかの像
あまのがーわ

3日目

帰る日。せっかく火山島の神津島に来たということで、天上山に登ることにした。日中登ったら干からびて死ぬと思い、早朝登山にした。朝3時半に起きて、4時スタートで天上山に登ってきた。朝早く登った甲斐あって朝日が綺麗だった。

朝はや
朝日
黒島
裏砂漠
裏砂漠の展望台
猫さん1
猫さん2

帰りはしっかりアネロンを飲んでセスナに乗った。なのに機体は全然揺れず、あまり意味がなかった。機内で写真を撮る余裕もあり快適だった。

さよなら
さよなら2

まとめ

写真で見た神津島は、実際に行っても綺麗だった。海も山も星もあった。美味い魚も食べられる。これは毎年行きたくなってしまう。次回は島の居酒屋さんや寿司屋さんにも行ってみたいな。寿司屋さんはGoogle Mapで見るとなかなか賛否分かれているので楽しそう。

伊豆諸島は他にも行ってみたい。学生の時にいった八丈島ももう一回行きたいし、その先の青ヶ島も行ってみたいなと。

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