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JaSST Hokkaido 2019に参加したよレポ

 どーも、石油王ことはるにゃんです。

 2019/08/30(金)に札幌で開催されたJaSST Hokkaido 2019に一般参加してきました。JaSSTとは何か?とか、当日のプログラムや参加者の方々のつぶやきについては以下のURLをご参照ください。

 私は前回(昨年11月)の代替開催での初参加から2回目の参加でした。前回と比べると、私のような超初心者でも楽しめる内容だったという印象です。こっからは参加者目線で結構つれづれなるままに書き連ねていきます。

なんで参加したの?

 ノリと勢い。…ではあるのだけど、今年は!あの!『マインドマップから始めるソフトウェアテスト』の著者の方が講演されると聞いたので楽しみにしていました。楽しみにし過ぎて申し込み番号が1番でした。

当日爽やかに遅刻した話

 時間内に大通りには着いていたのに逆方向に歩いていて遅刻しました。大通りは南北が分かりにくいんです(言い訳)。
 あ、私は北海道9年目の新米北海道民で、道産子ではありません。だからわからなくても当然だと思いませんか?思いません?…思わないかあ…そうか…。

基調講演の話

 もはやメインディッシュ。最初からクライマックス。予稿集でも圧倒的スライド数だったのが、前夜まで推敲を重ねられた池田先生のパッションでなんか凄い量になっていました(語彙力)。
 何せ私はこのとき、マインドマップ本を2冊所持していた圧倒的強者なので、この講演を誰よりも楽しみにしていたのでした。
 足元をかためて、顔を上げて、鍛錬を重ねる。まるで少年漫画のような熱いお話でした。また、社内のテスト技術者の育成の話は是非弊社の経営層に聞いてほしいと思いましたし、テスト技術者の今後はより高度な能力を求められていく展望を聞く機会ってあんまないよなー。
 私はテスト専門ではないので印象を話すのですが、そもそもテストエンジニアって念能力使いのハンターじゃないですか、もっと強くならないといけないって、どういうことなの?それぞれの分野の専門性を高めていくってことなのでしょうか?天下一武闘会なの?

事例紹介の話

・探索的テストを机上で体験する方法

 赤と青の付箋を上げて、どっちの操作を行うかを多数決で決めて進めていくというゲームでした。こういう発想いいなと思います。もっとやりたいと思ったのですが、やっぱりこういうの好きな人が多いから話しかけに行けずに終わりました。次こそは…!

 関係ないんですけど、なんで騎乗のほうが机上より先に出てくるんですか?

・ソフトウェア構造解析を用いた結合テスト技法の紹介

 JSTQB FLを先週受けたので、「あっ!サイクロマティック複雑度だ!」なんていう「チャレンジでやったやつだ!」なノリで聞いていました。私のテストの知識なんてそんなもんです。
 テスト活動に説得力を持たせて納得感を得る方法のひとつとしてのアプローチとしてとても良いと思いました。欠陥発生のリスクとの結びつきについては良くわかりませんでした。勉強不足。

 関係ないんですけど、なんで血管のほうが欠陥より先に出てくるんでしょうか?そろそろ怒るぞIME。

・学びあいを加速しよう!(すみません略させてください)

 テストエンジニアな方々に必要なチームのコミュニケーションにおいて、どう始めれば円滑に進められるか?というお話…ですよね?
 WACATE2019夏に参加していたので実際に経験しましたが、とても面白い取り組みだと思います。質問にあった、「どうしてもそれをやりたくない人へどう対応するのか?」への回答、「①あきらめる、②その人が困ってそうなことに引っ掛けて説得する、③『最初だけ助けて』とお願いする」の3つだそうです。やっぱ色々経験されてる方は強いなと思いました。

ポスターセッション/情報交換会の話

 テスターちゃんを売りさばいてました。4巻完売嬉しいです。ただの売り子ですが。
 英語版も、実行委員の方が翻訳に携わっていたとのことで、直接お話を聞くとめちゃくちゃパッションを感じました。買いそびれましたが!

ワークショップの話

 『マインドマップを使ったテスト分析設計エクササイズ』の方を受講しました。4~5人のグループが組まれ、仕様書を読んで個人でマインドマップを描き、共有して、グループのマインドマップを作り、発表する…こんな濃い120分に誰がした。
 
席に着いた瞬間に「始まるまでに自己紹介のマインドマップを書いてみてください★」と紙が置いてあったのですが、自己紹介のマインドマップ、難しい。明日も見えないような女に自分が見えるわけがない。得意分野…?得意分野ってなんだ…?日本語が喋れるとか…?

 あ、ここまで読んだ方はおわかりかとおもいますが、私はウルトラハイパーコミュ障です。それなのに何故か発表者に任命されているなんて、何らかの圧力しか感じないのですが、気のせいですよね?

 月夜ばかりと思うなよ。

 さて、目玉としては他の人のマインドマップを見るところにあったと思います。自分では考えつかなかったこと、仕様書で読めていなかった部分が一目でわかりました。あと、グループで書いて俯瞰してみると、「こことここの組み合わせってどうなるのかな?」といった話もできて楽しかったです。
 またやりたい!!!

招待講演の話

 めっちゃ推せる家具職人さんだった

 ものを作るということは、失敗することであるけれど、同じ失敗をしないように努力するのが大事だって話が印象的でした。
 エンジニアにも通ずる話っていうのは聞いてて納得と共感みが強い。もう一回話を聞きたいくらい。

クロージングセッションの話

 マインドマップ本が3冊に増えた。不正を疑う。

最後に

 JaSST Hokkaido実行委員の方々と、ワークショップの講師さん、TAさん、その他諸々の方々、こんなに素敵な1日をありがとうございました。

 このような素敵な催しを開催してくださる情熱には頭が上がりません。また来年も、楽しみにしております。

 2019.09.01 脱がっかりツアー参加者の写真を羨ましがりつつ

<2019.09.02追記>
 ワークショップの発表者任命は単純に経験人数から決めたそうなので圧力はなかったとのこと。よかった。
<2019.09.14追記>
 続々と他の方の素敵なレポが上がっているので追記させていただきます。(日付順)

◆ワークショップTAで参加されていたあさこさんの記事。

◆基調講演の池田先生の記事。石油王もちょっと出てます(嬉し恥ずかし)


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