囲碁クエスト19路盤 戦型一覧

まとめました。全42種類(今出せるのは36種類)

同じ名前でも形や発動する手数が異なるものが何種類かある。
また、以前のアップデート(2022夏頃?Mindwalk社が運営する現在のレイアウトになったとき)により、9路と戦型名が共通になった影響で、古いverの囲碁クエで打たれた小目と現verで打たれた小目では、戦型判定が別になり、下の図のように同じ戦型が2つ表示されている。

小目が2つある。上が現verのもので、下が古いverのもの。上の棋譜を見るとちゃんと19路のものが出てくるが、下の棋譜を見ると9路のものが出てくる。アプリ内での戦型idみたいなものを統一した影響なのだろうか。


9路と戦型名が共通になって判定が分裂したもの一覧
・星 (→hoshi19 に改称)
・小目
・三々
・高目
・目外し
・天元

戦型一覧
hoshi19、二連星、三連星、タスキ星、王道布石、Master流大ゲイマ布石、Master流2間ジマリ布石、ミニ中国流、ミニベトナム流(ミニスモール中国流)、新小林流、中国流(5手目&7手目)、高中国流(5手目&7手目)、ベトナム流(スモール中国流)(5手目&7手目)、小林流、小目、向かい小目、小目三連打シマリ布石、三々、準王道布石、朋斎流、高目、目外し、o-takamoku、アポロ、天元、天元ジマリ、オリオン(天元、6の6)、南十字星、ブラックホール(5の7、7の7、6の6)、天の川


多分一番人気の初手。隅を一手で完結させることができるため足早な布石になり、定石が分かりやすい。三々入りが残るのが弱点。
人気の布石。足早で実利と厚みのバランスが良い。
みんな大好き三連星。誰もが一度は通る道。武宮正樹先生のようなロマンあふれる宇宙流はみんなの憧れ。最近はaiに評価されず減少中。
白2手目が初手の対角線上ではなければ黒からタスキにする権利がある。大模様を作る展開にはなりにくい。
平成時代はよく打たれていたまさに王道布石。最近は下火。
AlpjaGoの後継であるAlphaGo Masterが多用しネット碁でトッププロ相手に60連勝した布石。筆者が公式戦で多用していた。
こちらもMasterが多用していた布石。2間ジマリは手残りで地になりにくいが、外側への圧力がとても強いのでそれを活かそう。
中国流より小さいのでミニ中国流。黒7の位置が絶妙。
中国流に対するベトナム流。ミニでも同様である。
小林光一先生が愛用していた布石。
中国でよく研究されていた有力布石。隙間を開けた黒の構えに白が入ってきた場合は厳しく攻め立てて有利にする。
中国流(7手目)、黒5の位置はどこでもいい。5手目に発動するものとは別の戦型扱いになっている。
一路高いので高中国流。中国流系の布石はaiが小目にツケる手を示してからめっきり減少中。
高中国流(7手目)、黒5の位置はやはりどこでもいい。
中国の一路下なのでベトナム流。臨戦中国流ともいう。
ベトナム流(7手目)、黒5はどこでも(ry
小林光一先生愛用の小林流。筆者の世代では最強布石とも考えられ大流行していた。aiの出現以降ほぼ消滅。
星と並ぶ二大初手。この位置に打つのがマナーらしい。星と比べて地に辛く、定石が複雑。
実利派の人に人気の布石。白番でこれをやろうとしてタスキ布石にされるとちょっと悲しい。
王道布石と比べて地に辛い。
小目よりも更に地に辛い手。絶対に隅の地を渡さない意思を感じる。意外と囲碁aiの評価は悪くない。何故か白番で打つと戦型判定されない。
準王道布石と出ているがこれを打っている人は見たことがなく、王道感は全くない。
マネ碁で有名な藤沢朋斎先生が愛用していた布石。
星よりも中央志向の手。筆者は昔こればっかり打っていた。地には甘い。
隅よりも辺志向の手。適当に相手していると大斜定石が飛んできて痛い目に遭う。
高目を更に中央志向にしたやばい手。ちなみに大目外しはエフェクトが出ない。
白江治彦先生が多用し、アポロ11号にちなんで名づけられたらしい。いかつい。
盤の中央にはロマンが詰まっている。地に甘いだとかそんなことはどうでもいいのである。
中央に2手費やすことでより手厚くするという意図だろう。
中央に3手も打ってしまった。隅が大きいという先入観は投げ捨てよう。
2つ目のオリオン。囲碁の序盤は自由である。
サザンクロス。筆者は大会で打たれて負けたことがある。
その1。張栩先生や蘇耀国先生が打っていたことで有名なブラックホール。盤上に不思議な重力を生み出す。一般的にブラックホールといえばこれを指す。
その2。囲碁クエの戦法名を名付けた大橋拓文先生が院生時代に白番で打っていたらしい布石。白番ならホワイトホールか。
その3。6の6のブラックホールは見たことない。
大橋先生が打っていたらしい。頭おかしい(誉め言葉)。

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