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【LOL】Words2019出場チーム紹介_DetonatioN FocusMe

DetonatioN FocusMe

日本代表として3大会連続の世界大会となるDFM。
MSI2019ではプレインステージラウンドステージまであと一歩と、世界との距離を着実に縮めている。

20-1と圧倒的な成績で日本王者となったSpringと違い、Summerは17-4と最終日までシーズン1位を決められなかった。ただし従来のTOPのEviを中心とした戦術からMID・Botで試合を作る戦術を試しており、戦術の幅を広げることを重視したシーズンとなった。

試合時間の平均は31:23で24チーム中12位。ドラゴン獲得率は7位、ヘラルド獲得率は18位と極端な数字となっている。

ロースター紹介

※"()"内は同一ロール内での出場選手中の順位。
※各種データは「gol.gg」参考
※一部データはLPLが非公開のため除外

CSD@15 :対面とのCS差@15分
SoloKills :1試合平均SoloKills0.22 (19/22)
DPM :1分あたりのダメージ
ChampNum :使用チャンプ数
ChampNum/M :使用チャンプ/試合数
VSPM :1分あたりの視界スコア
WCPM :1分あたりのワード破壊数
XPD@15 :対面との経験値差@15分
FB% :ファーストブラッド率
DMG/G :1ゴールドあたりのダメージ量
DPM/D :1デスあたりのタメージ量
%DMG :ダメージ量のチーム全体に占める割合
AVG Deaths :1試合あたりのデス数


Top:Evi

CSD@15 :+8 (6/21)
SoloKills :0.48 (8/22)
DPM :449.0 (10/25)
ChampNum :9 (18/25)
ChampNum/M :0.36 (13/25)
%DMG :24.2% (11/25)

日本No.1かつGAM EsportsのZeros選手と並びWC地域を代表するTOPレーナー。15分時点での対面とのCS差は6位、ソロキルは8位とレーンフェーズでも強い。

前述のとおり今シーズンはDFMがゲームメイクの中心をTopからBotに変更したため、Spring時のブラッドミア・ケイルなどのレートゲームキャリーのチャンプのPickからナーやランブルなどエンゲージツールを持ったチャンピオンのPickへと大きく変わった。

特にナーは11試合とシーズンの半分近くの試合でPickしてWinレート100%と完璧な成績であり、集団戦はもちろんレーニングフェーズでも強さを発揮した。

JG:Steal

XPD@15 :-138 (19/21)
VSPM :2.39 (1/21)
WCPM :0.64 (1/21)
FB率 :40% (17/21)
ChampNum :11 (7/25)
ChampNum/M :0.44 (5/25)
%DMG :12.4% (19/25)

チーム最年少のStealは典型的なコントロール系のジャングラー。視界スコア・ワード破壊数ともに全JG中1位であり、DFMのマップコントロールの肝である。その分、キャリー系JGのPickは少なくチーム全体のダメージ占有率も低い。

最多Pickのサイラスは5試合Pickして80%Win。気になるのはSpringからのPickの変化で、Pickが多かったシン=ジャオ・ノクターン・キンドレッドなど、従来のStealの得意チャンピオンがSummerではPickを減らしていること。メタの変化などの影響もあるだろうがWorldsに向けて隠している可能性もある。

MID:Ceros

CSD@15 :+7 (6/22)
SoloKills :0.41 (9/22)
DPM :462.0 (13/25)
DMG/G :1.20 (9/25)
ChampNum :9 (23/25)
ChampNum/M :0.41 (12/25)
%DMG :24.6 (14/25)

DFMの顔にして長年日本のLOLシーンを引っ張ってきたレジェンドプレーヤー。Springシーズン平均ではCS・Gold・経験値とも対面に上回られていたが、Summerシーズンはいずれのスタッツも大きく向上し、チームとしてのスタイルの変化と自信の好調さを示した。

独特なチャンピオンプールを持つがメタチャンプをPickしないケースが多く、Summerではメタチャンプであったコーキ・アジール・サイラス・アカリ・イレリアなどのうち、コーキ・アカリ・イレリアは1度もPickしていない。そのためBanフェーズで得意チャンプをターゲットされることが多いが、それがメタチャンプのPickにつながっていないため効果が薄くなっている。代名詞であるハイマーディンガー、ジグスなどは直近のパッチで大きくバフされたため、それがBANされた場合にとれる戦術をどれだけ増やせるかが鍵となる。(PickできればMidは勝ち)

ADC:Yutapon

CSD@15 :+9 (5/21)
DPM :533 (10/24)
DMG/D :333.1 (7/24)
Avg deaths :1.6 (8/24)
ChampNum :8 (21/24)
ChampNum/M :0.32 (11/24)
%DMG :28.5 (9/24)

DFMが世界に誇る天才。Cerosとともに長年DFMのコアメンバーとして日本を引っ張っている。今年からコンビを組むSupのGaengとともに強力なBotレーンを構築している。15分当たりの対面とのCS差は5位と昨年までとは違いレーニングフェーズからも有利を作れるようになっており、集団戦でのパフォーマンスには元々定評があることから新たな武器を加えた形となった。

Summerシーズンにおいてチャンピオンは比較的メタチャンピオンをPickする傾向にあり、特にカイ=サはSpringシーズンの3回からSummerは7回と大きく増やした。また、今シーズンのPickこそないがモルデカイザーやブラッドミアなどのポケットPickもあり、豊富なチャンピオンプールを生かしたドラフトで有利を築きたい。

Sup:Gaeng

VSPM :2.21 (18/23)
WCPM :0.26 (21/23)
ChampNum :10 (12/25)
ChampNum/M :0.4 (4/25)

KDA :7.2 (4/24)

今年からDFMに加入したDFMの新たな武器、Gaengは2シーズン目のSummerでさらにチームへの適用を見せた。キル関与率は80.2%と非常に高くDFMの戦闘の肝である。スキルショット精度の高さに定評があり、また平均デス数1.5は出量選手中2番目の低さ。

ラカン・ノーチラス・ラックス・ユーミ・スレッシュなど様々なタイプのSUPを使用するが、視界管理にやや難があるのが気になるポイントか。

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